交渉人〜THE NEGOTIATOR〜
[第3話]
01/24放送

ある日の休日、玲子(米倉涼子)は甘利(高岡蒼甫)にデートに誘われる。デート先の動物園にきたふたりだったが、玲子はそっけないどころか動物ばかりを観ている。「動物園」をリクエストしたのは玲子だった…。

そんななか、甘利の携帯に「爆弾が仕掛けられ、出動要請に備える」との緊急招集がかかる。ところが、玲子の携帯には連絡がなかった…。玲子は甘利から連絡を受けたふりをして捜査班に連絡を入れるが、管理官・桐沢(陣内孝則)は「お前、今日は非番だろう」と、冷たく言い放たれる。

 現場のカフェには、片山(高橋克実)と蓮見(高知東生)らが爆発物処理班を待っていた。「休んでいろ!」という桐沢の言葉を無視して、玲子は彼らと合流する。そんななか、偶然近くにいたという爆発物処理班の伊豆田(内倉憲二)も現場に駆けつけた。

爆弾は振動を与えると爆発するタイプという情報が、現場には入っていた。本隊が到着するまで待機を命ぜられた伊豆田。しかし、店の中にいる客を外へ出すために、玲子や蓮見と共に店へ入った伊豆田は、店内で爆弾の位置を確認する。客をゆっくりと誘導する玲子たち…。そこへ河相らが到着し、爆弾処理を開始すると、時限装置にスイッチが入ってしまう。ところが、爆弾だと思っていた物は、芋羊羹だったのだ。

今回の爆発物は芋羊羹だった。しかし、爆弾本体以外の部分が正確に作られていたことから、犯人は本気で爆発物を仕掛けるのではないかと、SITは読んだ。犯人像を明確にしようと、玲子は犯人の心理を読んでいた。「なぜ、爆発まで残り9秒なのか。なぜ、9カ所に爆弾を仕掛けるのか・・・」

片山に「電話ボックスで爆弾に見せかけた芋羊羹が、また見つかった」と連絡が入る。こんどは、ただの芋羊羹だったそうだ。その後も「芋羊羹が見つかった」という連絡が相次ぐ。

SITの会議が終わると、玲子は「交渉班から外す」言われる。立てこもり事件で「玲子の下着姿」を隠し撮りした新聞記者・工藤(伊武雅刀)から取材をしたいという申し入れがあったのだ。高林は「交渉班は面が割れてはいけない」という。そんな高林に対して、玲子は「お飾りとして交渉班に入れたのだから、面が割れても構わないのではないか」と冷静に言葉を投げるのだった。そのとき、8個目の「芋羊羹」が見つかったと連絡が入る。

いつものように、真里谷(城田優)と面会する玲子は、今回の犯人のことを、彼に話し始める。犯人が、“9”に執着していることも――。玲子の話を聞いていた真里谷は、「その犯人はとても意志の強い、完璧主義者だ」と玲子に告げるのだった。

交渉班の部屋に戻った玲子は、今度は、桐沢から休日、勝ってに事件に首を突っ込んだことを指摘され、「始末書を出せ!」と命じられる。不満なら辞めろとも言われる。

そのとき、クラブ『和子』のママ(山下容莉枝)から”開店一周年の記念品“をもらって墨田(笹野高史)が部屋に戻ってきた。墨田はワクワクしながら、紙袋から記念品を出す――それは9個目の芋羊羹だったのだ。

それに気付かない墨田は、そこで羊羹の箱を開けてしまう――羊羹の箱の中には、8個目までとは違って――本物の爆弾が仕掛けられていた!!

驚きと恐怖に身動きできない墨田。そのとき、紙袋の中で小型のトランシーバーが鳴った。玲子が、応答ボタンを押す。

「始めましょう。これからが本番です…」

トランシーバーからは、ボイスチェンジャーで加工された、爆弾魔の声が流れてきた!!

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キャスト
宇佐木玲子 / 米倉涼子(よねくらりょうこ)
頭脳と美貌、体力を誇り、常に冷静な交渉班・・・
木崎誠一郎 / 筧利夫(かけいとしお)
警視庁捜査第一課特殊班「SIT」の警部。・・・
三村留美子 / 安めぐみ(やすめぐみ)
玲子の友人。30歳、フリーター。途中から・・・
本橋和馬 / 岡田将生(おかだまさき)

甘利祐介 / 高岡蒼甫(たかおかそうすけ)
長谷部邦男 / 鈴木浩介(すずきこうすけ)
真里谷恭介 / 城田優(しろたゆう)
桐沢圭吾 / 陣内孝則(じんないたかのり)
片山一義 / 高橋克実(たかはしかつみ)
工藤幹夫 / 伊武雅刀(いぶまさとう)
高林静雄 / 大杉蓮(おおすぎれん)

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