ラストホープ
[第1話]
01/15放送

帝都大学医学部附属病院は日本初となる高度先端医療センターを開設。
最先端医療に携わる各ジャンルのエキスパートの医者たちを集めた。

そんな中の一人で内科医の卓巳(相葉雅紀)は患者を1人1人丁寧に診察。
時間を掛けるため、患者たちはロビーにあふれかえっていた。

卓巳は父の邦夫(平田満)が経営する病院で町医者として働いていた。
ある日、邦夫はが勝手に卓巳を高度先端医療センターに応募。
卓巳を最先端医療に触れさせるためにしたことだった。

そんなある日、宮本(佐藤祐基)という患者がやってきた。
14の病院をたらい回しにされた挙げ句に、回されてきたのだ。
宮本は4カ所の臓器に同時に癌が発症する同時性四重複癌。
1年前にも心臓バイパス手術を受け、手術に耐えられる体ではない。
これまでの病院でも、余命半年と宣告されていた。

だが、卓巳は宮本と婚約者の理沙子(佐藤江梨子)に診療を宣言。
驚く二人に、卓巳は「ここは医療の最後の砦。ラストホープ」だと告げる。

翌日、医師たちが集まって、カンファレンスが開かれた。
古牧(小日向文世)は研究資料を提示するが、あくまでマウスの実験結果。
実際に治療に使われたものはなかった。

副島(北村有起哉)は諦めろと言うが、歩美(多部未華子)は1%でも可能性があるなら救うと言う。
そんな歩美に副島は、だから医療ミスで訴えられるのだと言い放つ。

やがて、古牧の資料を見た歩美が最後のページに書かれていた薬に目を付けた。
それを伝えば治療は可能だったが、宮本の心臓に負担をかける手術はできない。

すると、卓巳は凍らせたイチゴを見て、超低体温循環停止法という手段を思いつく。
臓器へのダメージを最小限に抑えることができる方法だった。
これを使えば、宮本の手術には可能性が広がる。

翌日、卓巳は宮本と理沙子に、手術について説明。
保険が適用されない手術で、膨大な費用が必要だった。
だが、理沙子は新居を解約すれば何とかなるよと言う。
それを聞いた宮本も、籍を入れた以上、死ぬわけにはいかないと手術を決意した。

手術の日が近付き、高木(田辺誠一)は卓巳に助手を命じる。
副島は町医者は手術なんかやらないと言うが、卓巳は町医者はオールマイティーだと答えた。

手術を前に、卓巳は宮本を回診。
心音を聞いて異変に気づいた卓巳は、心タンポナーデを発見する。
聴診器と問診で気が付く医師は少なく、卓巳がいなければ手術は失敗していた。

手術当日。
高木は心タンポナーデの手術を行った後、同時性四重複癌の手術に入った。
だが、手術は長引き、超低体温循環停止法が可能な時間は1時間を切る。

全ての腫瘍を摘出するには1時間40分は必要で、高木は手術の中止を命じる。
すると、見学スペースにいた古牧が、手術ロボットを使えと告げた。

やがて、手術室から出てきた卓巳は理沙子に、手術の成功を告げる。

その後、歩美が病院を出ようとすると、センターを取材していた記者・朋子(前田亜季)に声を掛けられる。
翌週行われる医療ミス裁判について、話を聞かせてほしいと言われた歩美は傍聴すればいいと答えた。
すると、朋子は医療ミスのことだけでなく、10年前のことを聞かせてほしいと告げた。
10年前、彼女が橘歩美ではなく、四十谷(あいたに)希子だった頃の話だという。
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キャスト
波多野卓巳 / 相葉雅紀(あいばまさき)
聴診器で聴く心音からあらゆる症状を見立て・・・
橘歩美 / 多部未華子(たべみかこ)
波多野の同僚の救命医。
時田真希 / 桜庭ななみ(さくらばななみ)
萩原雪代 / 小池栄子(こいけえいこ)
高木淳二 / 田辺誠一(たなべせいいち)
副島雅臣 / 北村有起哉(きたむらゆきや)
古牧利明 / 小日向文世(こひなたふみよ)
鳴瀬哲二 / 高嶋政宏(たかしままさひろ)
波多野邦夫 / 平田満(ひらたみつる)

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