ラストホープ
[第11話]
03/26放送

回想──卓巳(相葉雅紀)は邦夫(平田満)に自分の生い立ちについて追及していた。
さらに、健(高橋一生)には自分がドナーになるのはそれが唯一の治療法だからで、生い立ちのことは関係ないと告げる。
一方、雪代(小池栄子)は飛行機内で病気になった母親を助けなかった医師が大森(小木茂光)だと知って詰め寄った。
大森は日本の医師免許は持っておらず、専門分野でもなく、満足な医療器具もない飛行機内で治療する勇気がなかったと言う。
それを聞いた雪代は母親のために葛藤してくれたことが分かって良かったと、涙を流した。

突然倒れた鳴瀬(高嶋政宏)のオペが行われることに。脳腫瘍の腫瘍内出血だった。
腫瘍が無事に切除でき、あとは意識が戻るかどうかの問題となる。

一方、恭一郎(中原丈雄)が真一(要潤)や恵介(石田卓也)からの移植を拒否。
院長の石原(大石吾朗)たちは、治療困難な恭一郎を転院させようと動き始めていた。

回想──卓巳は邦夫に、自分は健(高橋一生)の弟なのかと追及。
健は生まれてすぐに重病にかかり、まだ幼かった卓巳から腎臓を移植したと邦夫は告白する。

卓巳は恭一郎に、ドナーになることを決意した息子二人の気持ちを考えろと言う。
自らのこととも重ね合わせての言葉だった。
それを聞いた真一や恵介の説得もあって、ついに恭一郎は移植を同意。
センターの副長・倉本(菅原大吉)も院長の反対を押し切って、手術に許可を出す。

回想──歩美(多部未華子)は孝之(鶴見辰吾)を見つけ出し、会いに行く。
孝之は同僚の桐野(山中聡)の人道的でない研究を止めようとしたのだと言う。
抵抗しようとナイフを手に取った桐野ともみ合いになり、刺してしまったのだ。
それなら正当防衛だと言う歩美に、孝之は自分は桐野が捏造したデータで研究発表をしていたと告げた。
桐野のことが公になれば自分も研究者として失格となる。
そんなことになるくらいなら、殺人者の烙印を押されたほうがいいと考えたというのだ。

やがて、恭一郎の手術と鳴瀬の手術が同時進行で始まった。

回想──邦夫は健の移植手術の時、卓巳はまだ生まれていなかったと告白。
健に移植する腎臓を取り出すため、母親の胎内にいた卓巳を人工授精で生まれさせたというのだ。
その事実を隠したい健の両親は、邦夫に卓巳を引き取ってほしいと頼んだのだった。

2つの手術は困難を極めたが、いずれも成功。
真一はこれでようやく本当の家族になれたと感謝の言葉を告げた。
一方、目を覚ました鳴瀬は卓巳から「自分の本当の父親かと思っていた」と言われて笑う。

歩美は小牧に息子を細胞から再生させても、それは本当の息子ではないと言う。
そした、その行為は認めないが、これからもカンファレンスで無駄な研究発表を聞かせてくれと告げた。

やがて、細胞再生に関する副島(北村有起哉)の研究が発表される。
副島は退職届を出していた。小牧の研究の盗用と思われた。
だが、小牧は副島に研究を託しただけだと言う。

そんな中、健の手術のカンファレンスが始まり、医師たちはまた激論を始めるのだった。
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キャスト
波多野卓巳 / 相葉雅紀(あいばまさき)
聴診器で聴く心音からあらゆる症状を見立てる内科医。
橘歩美 / 多部未華子(たべみかこ)
波多野の同僚の救命医。
時田真希 / 桜庭ななみ(さくらばななみ)
萩原雪代 / 小池栄子(こいけえいこ)
高木淳二 / 田辺誠一(たなべせいいち)
副島雅臣 / 北村有起哉(きたむらゆきや)
古牧利明 / 小日向文世(こひなたふみよ)
鳴瀬哲二 / 高嶋政宏(たかしままさひろ)
波多野邦夫 / 平田満(ひらたみつる)

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