ザ・クイズショウ
[第8話]
冴島（真矢みき）は役員たちに呼び出され、放送事故の責任から解雇を通告された。06/06放送
そして、彼女は案内人（篠井英介）から「ザ・クイズショウ」の解答者として招待される。
本間（横山裕）がプロデューサーを兼任して、番組はスタート。
解答者席に座った冴島は、叶えたい夢は銀河テレビへの復帰だと告げる。
番組は進んでいき、冴島が報道部時代に関わった小型飛行機墜落事故に関する問題が出題された。
冴島は８年前に神山（櫻井翔）らが遭った航空機事故の報道で、報道大賞を取っていた。
その日、彼女は出産休暇でたまたま現場を訪れていたのだ。
現場は県境にあり、神山たちが落ちた場所は駆けつけた救助隊の管轄外だった。
神山たちは管轄の救助隊が来るまで放置され、冴島はその問題を報じる。
だが、冴島は、美咲（水沢エレナ）が施設で育てられ、いじめを受けていたと報道。
そんな報じ方に神山も本間も怒りを覚えていた。
一方、冴島は妊娠中に雨の中で取材を敢行したせいで流産し、子どもを生めない体に。
そのことがきっかけで、夫と離婚。その夫とは、編成局長の田所（榎木孝明）だった。
問題は最後のドリームチャンスに突入。
冴島と血縁関係のある人物は？と出題され、選択肢には美野里（大橋のぞみ）の名もあった。
この問題に冴島も田所も激しく動揺する。
子どもが欲しい冴島は施設で生後３ヶ月の美野里と出会い、養子にしたのだった。
だが、冴島は不正解を覚悟で、答えは美野里だと答える。
すると、神山は正解だと告げ、本間は激怒する。
本間の意に反して、冴島の銀河テレビ復帰が決まった。
番組終了後、本間は山野辺（戸次重幸）に、美咲は神山に殺されたと言う。
事故現場で美咲の腹には金属片が刺さっていたが、そのそばに神山がいたのを本間が目撃していた。
いつもの部屋で本間から激しく責められた神山は、初めて反発心をあらわにする…。
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謎につつまれた生放送クイズ番組「ザ・クイズショウ」のMCを務める男。様々な切り口で回答者を追い込んでいくが、ある原因によって記憶喪失となっており、普段は白い部屋で廃人のような生活を送っている。
生放送クイズ番組「ザ・クイズショウ」のディレクターだが、生放送を逆手に取り、実質的に番組の支配者となっている。常に冷静沈着でポーカーフェイス。番組自体が彼の“ある目的”のためにあるようだが…。
銀河テレビの新人AD。明瞭解析で、責任感が強い。徐々に、本間の影にある人間性に惹かれていく。
「ザ・クイズショウ」のプロデューサー。キャリアウーマンであり、シングルマザー。本間の独断のやり方に納得できないも、高視聴率を叩きだしている現状に従うしかなく、「プライド」と「生活」の狭間で揺れ動いている。
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