山田太郎ものがたり
[第2話]
07/13放送

初めて山田太郎(二宮和也)の家を訪れる御村託也(櫻井翔)、友達の家に遊びに行くという経験がほとんどない御村だったが、手みやげに持っていたケーキに大はしゃぎの太郎と兄弟達を見て一安心だ。

ある日の放課後、太郎の弟・次郎(鎗田晟裕)は少年野球の練習を眺めていた、ボールが次郎の足下に転がり、思い切って投げ返す、その球は剛速球でキャッチャーのミットを捉える。そのボールコントロールぶりに野球チームの監督も唖然、すぐさま次郎をスカウトする。しかし次郎は野球道具を揃えるお金がないことを知っていた。そこに偶然通りかかる太郎、監督は太郎に直々にお願いをする、次郎を日曜の試合にどうしても出場させたいと言うのだ。道具にかかる費用は27000円。その金額は、どうしたって山田家に出せそうもない。

翌日、太郎は御村にその事を相談。真剣に悩む太郎を見ながら、御村は山田家の家族の絆を感じ、羨ましく思う。御村は、家元である祖父・聖一(麿赤兒)に、自分の目指す前衛的な華道を受け入れてもらえず、それが元でお互いに気持ちがすれ違い、寂しい思いをしているのだ。金を貸すと言う御村、しかし「金は借りたら返せない」が家訓である太郎はどうしても借りる訳にはいかない。そこで御村があることをひらめく、御村家でアルバイトをすれば3日間で5万円支払うというのだ。すぐさまそのアイデアにのる太郎、しかし御村家に着いてみてびっくり、太郎のアルバイトとはメイド、さらに女性限定の為、太郎は女装する羽目に。男だとばれずに3日間過ごすことが絶対条件、太郎は新人メイド「民子」として祖父に紹介される。

他のメイド達と一緒に掃除に悪戦苦闘する太郎、御村家は使える物をすぐに捨てており、もったいないと口癖のように呟く太郎。祖父が捨てた浴衣を器用に縫い合わせ雑巾に仕立てあげる。その雑巾を見た祖父・聖一は今は亡き妻の姿を思い返していた。

翌日も学校が終わると速攻御村家へと急ぐ太郎、その姿を見かけた隆子(多部美華子)は後をつける。すると豪邸に入っていく太郎、てっきり山田家だと勘違いした隆子は得意の妄想で心躍らされる、しかしすぐさま御村家の表札を見つけ不思議に思っていると、送り迎えの車で帰宅した御村に見つかってしまう隆子。

かくして「メイドの中に太郎の味方がいた方がいい」という御村の思いつきでメイドとして働く事になった隆子、勘違い妄想屋の隆子は太郎の女装姿にも全て理由をつけて勝手に納得、違和感なく過ごしていた。

早速祖父のお気に入りとなった民子(太郎)は、祖父・聖一から夕飯を作れと命令をされる。お金持ちのじいさんが喜ぶ食事を思い浮かべる太郎と隆子、しかし超貧乏の太郎と超庶民の隆子は二人とも思いつくはずもなく、結局自分達が作れる庶民的な料理を昔懐かしい料理と称して作り始める二人。

昔懐かしい料理を目の前にする祖父、具の入っていない白いにぎり飯を口にほおばる。するとまたもや今は亡き妻が作ってくれたにぎり飯を思い出し、幸せな気分にひたる祖父。素晴らしいと評価をもらった太郎は一安心。

翌日、祖父の聖一から最後の課題を突きつけられる太郎。それは生け花だ。一ノ宮の女生徒なら華道ぐらい当たり前だろうと言われてしまった太郎、もちろん華道など触れたこともない。隆子に頼んでみても、隆子は「茶道なら少々」と答えるだけ。太郎も茶道ならまだ自信があったのだが・・・、ちなみに太郎と隆子が何故茶道に通じているかというと、二人ともタダでお茶菓子を食べにいける茶道部によく遊びに行っていたという貧素な理由からであった。

太郎は御村にも泣きつく、しかし御村は言う「花は嘘をつかない」、祖父が口癖のように言っている言葉だ。祖父までになると花を見るだけですぐに嘘がばれてしまうという、太郎が活けない限り、全てばれてしまうだろうと。太郎はひたすら悩んだ末、御村が生け花の練習に使った際に捨てられた花に注目する。

祖父を目の前に太郎は生け花を机にのせる、それはコップの水に1つ花を浮かせたものだった。祖父・聖一はその花を見つめる。そして「花は嘘をつかない」と語った後、太郎を「純粋でまっすぐで素晴らしい人間だ」と高評価したのだった。祖父はまたもや亡き妻を思い出していた、聖一が花を生けるたび、捨てた花を見て勿体ないとつぶやく妻、そして太郎と同じように水の入ったコップに花びらをつけていたことを。
こうして、男とはばれずに太郎は報酬の5万円を受け取ることができた、大喜びの太郎はトイレで一息つこうとした瞬間、祖父がトイレに入ってきてしまい・・・。

太郎が男だということがばれてしまった。御村も呼び出される。祖父の顔は怒りに満ちていた、二人で私をからかったのか?と問いつめられる太郎と御村、そこへ助けに入ったのは御村のお付きである執事・磯貝(綾田俊樹)だった。磯貝は「久しぶりにお坊ちゃんがいたずらを思いついたときの楽しげな表情が見れて嬉しかった」と言った。最近、めっきり絡まなくなってしまった祖父と御村の関係を誰よりも心配していたのが磯貝だったのだ。磯貝の想い、そしてイタズラでもいいから気を引こうとしていた御村の気持ちを知った祖父・聖一は御村に一言、「いい友達を持ったな。」とさとし、「お前の活けた花を見せてくれ」と、かたくなに拒んでいた御村の生け花を見る決意をしてくれたのだった。

全て一件落着、5万円を手に入れた太郎は早速次郎にグローブとボールを買ってやる。涙を流して喜ぶ次郎、そして日曜日の大会がやってきた。次郎は全員の期待に応え、自慢の剛速球を披露しチームを救う。チームメイトに胴上げされる次郎を見て、幸せいっぱいの太郎であった。
09/14 第10話


09/07 第9話


08/24 第8話


08/17 第7話


08/10 第6話


08/03 第5話


07/27 第4話


07/20 第3話


07/13 第2話


07/06 第1話

キャスト
山田太郎 / 二宮和也(にのみやかずなり)
主人公。カッコよく、成績優秀でスポーツも万能。そして女子たちをとりこにするスマイル――名門・私立一ノ宮高校に通う、「日本一彼氏にしたい高校生」。そんな全てを兼ね備えているアイドルであるため、まわりからは相当な「おぼっちゃま」だろうと思われいるが、実は超貧乏。幼い弟妹を養うため、毎日アルバイトに精を出し、家事をこなす苦労人である。その節約ぶりは熟練した主婦のようだ。
一ノ宮高校に入れたのは、高校始まって以来、4人しかいないといわれる特待生であり、校長のお気に入りでもあるから。
そんな彼にとって、一番大切なのは「家族」。家族のために、今日も頑張れるのだ。
御村託也 / 櫻井翔(さくらいしょう)
一ノ宮高校三年生。日本を代表する華道の家元の孫であり、大豪邸に住む正真正銘のおぼっちゃま。正反対の境遇である太郎と、女子の人気を二分している。無表情で感情を表に出さないタイプだったが「彼なら俺を笑わせてくれるかもしれない」と期待し、「おもしろい」太郎に近づいていく。
そのうちに、太郎の家が「ド貧乏」であることを知り、太郎とその家族をサポートする。そして、ふたりは親友となってゆく。
池上隆子 / 多部未華子(たべみかこ)
一ノ宮高校三年生で、中流階級の普通の家族に囲まれ普通に毎日を過ごす普通の女の子。
一ノ宮高校には必死の勉強で合格した頑張り屋さん。
彼女自身は貧乏ではないのだが、スーパーの特売で店員に値切り交渉を始める母や、ステテコ姿で家中を歩き回りおならをする父に囲まれた家庭環境が嫌い。
人生の目標は「玉の輿に乗る」こと。
山田和夫 / 松岡充(まつおかみつる)
太郎の父。元は開業医の一人息子で、将来は医者になるよう、レールを敷かれてきた。
しかし、高校生の時、綾子と出会い、恋に落ち、子供を授かる。親には勘当され、学費もストップされたが、特待生として一ノ宮高校を卒業し、ストレートで東京藝術大学に進学した。
大学院まで進み「天才すぎて、一般人には理解されない画家」として注目を浴びるが、本人にその自覚はない。現在は海外を放浪し、ひたすら自由に楽しくくらしている。抜群の容姿と天真爛漫さで女性は近づいてくるが、実は綾子以外の女性には興味がない。
少女から老婆まで多くの女性に貢がれるが、本人は「世の中いい人ばっかりだなぁ」としか思っていない。
杉浦圭一 / 忍成修吾(おしなりしゅうご)
一ノ宮高校三年生で特別進学クラス。
かなりのナルシストで、社長の息子というおぼっちゃまであるため、相手が誰であろうが、張り合いたがる。見た目はかっこよく、入学当初は太郎や御村と主意を争っていた。が、あまりのナルシストぶりに人気は低下し、今では二人に大きく差をつけられている。
しかし、太郎よりは絶対に優れていると信じているため、女子の人気が太郎にいくのが許せない。ことあるごとに太郎に対抗し、人気挽回のチャンスを狙っている。

山田綾子 / 菊池桃子(きくちももこ)
太郎の母。子供の頃から身体が弱く、あまり外で遊ばなかった。
元々は華族の末裔で、大企業の社長の一人娘としてこの世に誕生したが、綾子が生まれると同時に、母親は死に、父の会社も傾いた。その心労により、父親も病に倒れ、治療費で財産もなくなった。
しかし、生まれのよさからか、人を疑ったりという下世話な心を持たず、周りの人々を幸せにする愛くるしさと優しさに満ちている。その一方で、世間知らずであること、そして、ヘソクリの隠し場所を本能的に嗅ぎつける天性の勘があることで、一家を支える太郎をいつも苦境に陥れる。彼女が神様からの贈り物だと思っている金は、いつも太郎がアルバイトで貯めた生活費と下の子たちの給食費であり、彼女がみんなのためにと思って買ってきたものはたいてい役にたたない。しかし、夫の和夫にかわって、なんとか子供たちを助けたいと思っている。
中井正美 / 大塚ちひろ(おおつかちひろ)
一ノ宮高校三年生で特進(特別進学)クラスの生徒。
明るい性格でクラスのムードメーカー。
憧れの存在である太郎(二宮和也)や御村(櫻井翔)に対してとても積極的。
安藤政樹 / 山田親太朗(やまだしんたろう)
私立一ノ宮高等学校特進(特別進学)クラスの生徒。
ルックスに人気はあるものの、性格が読みきれないキャラクター。
鳥居京子 / 吹石一恵(ふきいしかずえ)
太郎(二宮和也)たちの担任で一ノ宮高校では、一番若い女性教師。
生徒たちから可愛いと人気はあるが、教師たちの間では「ちょっと頼りない新人」というポジションにいる。緊張しやすいキャラクターでガチガチになることがとても多い。
永原眞実 / 吉沢悠(よしざわゆう)
名門、城南学院大学・農学部の准教授。
史上最年少で准教授の地位まで登りつめた、世界的にも超有名な天才学者。
常にクールで沈着冷静で学生たちから「鉄の男」と恐れられている。
性格は超が付くほどのドSで、Mなターゲットを見つけてはネチネチ追い込んでいく。
しかしそんな時でも常にクール。
一ノ宮校長 / 宇津井健(うついけん)
私立一ノ宮高校の校長。一ノ宮高校が日本有数の名門私立高校となったのは、この男の存在があったからとも言われている。
校長といっても一教育者として生徒に接しており、生徒からの評判も高い。

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