四つの嘘
[第8話]
08/28放送

詩文(永作博美)が大森(崎本大海)を詩文堂へと誘い出したのは、大森に(寺島しのぶ)を傷つけないよう、警告するためだった。しかし、満希子は大森に夢中で、店の金を着服し、大森へ高額な腕時計を誕生日プレゼントに送った。

しかし、すぐに武(渡辺いっけい)にばれるが、満希子は「君子に手切れ金として渡した」と嘘をつく。

翌日、詩文に逢いに澤田(石黒賢)が詩文堂へとやってきて、「仕事を辞めて妻になってくれ」と迫る。そんな澤田に「何もしないの?」と笑みを浮かべる詩文。2人は初めて抱き合う。

じつは英児から「来る気があるなら、一緒に(海外に)行ってほしい」とメールが入っていた。しかし、詩文は澤田を選んだのだった。

一方、研修医・福山(長谷川博己)のストーカー行為に悩まされていたネリ(高島礼子)は、英児(勝地涼)のアパートを訪ねるが、既に英児の姿はなく、部屋にはネリ宛の手紙には、ボクサーとして復活するため、海外へ行く決意が書かれていた。

英児と連絡が取れず焦るネリは詩文堂を訪ね、「連絡があったら教えて欲しい」と、詩文に頼むが、詩文は「英児の人生は英児のもの」と、クールに言い切る。

英児がいなくなり、寂しさと不安を感じるネリだったが、突然、福山が別人のように素直にネリに接してくるようになり、ネリを驚かせた。

大森とデートを重ねる満希子。ある日、大森から「仲間と立ち上げた企業が危機的状態になった」と相談を持ちかけられる。何とか大森を助けたい満希子は、またもや店の売り上げを着服し、700万円を貸してしまう。

満希子に感謝する大森は、「この問題が片付いたら、一緒に暮らそう」と言われ、武と離婚する決意を固める。満希子は詩文とネリに「大森と一緒に住むことになってうれしい」と話し、すっかり、すっかり有頂天だ。しかし、大森に700万円を融資したという話を聞くと、詩文とネリは満希子を心配するが、すっかり恋に溺れた満希子にはまったく通じない。

その後、詩文は大森のマンションをたずねていた。詩文は大森に、満希子が貸した700万円を返すよう頼むが、大森は「満希子とは本気だ」と耳を貸さない。詩文が本気で怒り出した時、満希子が現れ、詩文を責める。

「騙されているのはブッキなのよ」という詩文に、満希子は「何でもするから大森先生を私から奪わないで」「一生のお願い」と懇願する。仕方なく、大森のマンションを後にする詩文…。

詩文が部屋を出た後、満希子は大森に自宅から持ってきた札束を取り出し、「離婚届を家に置いてきた」と告げる。大森は満希子にキスをして押し倒した。気持ちよく大森に抱かれる満希子が目を開けると、なんと大森の友人達が上からのぞき込み、薄笑いを浮かべていた…。

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キャスト
原詩文 / 永作博美(ながさくひろみ)
御茶ノ水に昔からある、小さな書店「詩文堂」の娘。元夫・河野圭司と離婚して以来、実家で娘を育てている。
自他共に認める“魔性の女”で、不思議な魅力で男を引き寄せる詩文。
元・夫の圭司は、高校時代の同級生・戸倉美波の初恋の相手で、詩文は美波から圭司を奪って結婚したのだった…。周囲の非難にも負けず、結婚、出産を遂げたが情熱が続かず離婚。そんなことから、美波の友人西尾満希子を嫌われているし、詩文自身も満希子が嫌い。
西尾満希子 / 寺島しのぶ(てらしましのぶ)
仏壇屋の一人娘。夫・武に養子に入ってもらい、平凡な主婦生活を送っている。
高校時代は、クラスの人気者で、何をやるにもリーダー的存在だった、満希子。
主婦として平和で退屈な毎日を過ごしていたが、戸倉美波の事故死で、運命の歯車が回りだす…。
河野良子 / 野際陽子(のぎわようこ)
河野圭史の母。息子・圭史の出世だけを楽しみにしていた母。
ひとり息子の将来を詩文に奪われたと、今も恨んでいる。
しかし、圭史が亡くなり自分の周りに身寄りが居なくなったとき、詩文が育てている圭史の娘・冬子に興味を抱く。
河野圭史 / 仲村トオル(なかむらとおる)
原詩文の元夫で、詩文との間に生まれた冬子の父親。
高校時代には、戸倉美波の家庭教師をしていて、美波の初恋の相手であったが、詩文の魅力に引き寄せられ、詩文と結婚をする。しかし、長くは続かず離婚。
離婚後、カナダに移住するが、そこで美波と偶然再会をし、愛が再燃する…。
美波と内緒で逢っていた時、ボートが事故に遭い、2人とも死んでしまう。


西尾武 / 渡辺いっけい(わたなべいっけい)
西尾満希子の夫。満希子が仏壇屋の一人娘だったので、婿養子に入る。
とてもおとなしく、のんびりとした、いい人。
しかし、どこか、他の人に対して無関心なところがある。

安城英児 / 勝地涼(かつぢりょう)
戸倉美波 / 羽田美智子(はだみちこ)
カナダに在住する主婦高校時代は、満希子の子分的存在で、いつも一緒に行動をしていた。自分の家庭教師をしていた河野圭史に恋するが、その圭史を詩文に略奪される。そのまま高校を休学する。
初恋の圭史が忘れられず、圭史によく似た男性と結婚するが、移住先のカナダで圭史と再会。不倫関係を続けるものの、圭史と密会していたボートが事故に遭い、2人とも死んでしまう。

灰谷ネリ / 高島礼子(たかしまれいこ)
脳外科医。詩文、満希子、美波と同じ高校に通っていた。
高校時代から勉強がよくできて、将来医者になるため、同級生と一緒に遊ぶことなく勉学に励み、トップで卒業。念願の医師となる。
仕事が人生。過酷な勤務も、ネリには情熱を注げる職場だった。
自分の人生を貫き、生涯独身を貫くはずだったが…。




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