新生ブラウン楽天、痛恨の3連敗! 楽天3本柱まさかの総崩れ

22日にスカイマークスタジアムで行われたオリックス対楽天の第3回戦。
この試合でオリックスは5-4で楽天を下し開幕3連勝を飾った。
一方の楽天は投手3本柱を起用するもまさかの開幕3連敗となった。

この日の楽天先発は永井怜投手。
試合の序盤から勢いのある投球で力投してみせ、得点も楽天がリードしていた。

しかし迎えた六回、1死一塁の場面で打者にラロッカを迎えると甘く入った球を豪快に弾き返され一発で逆転を許してしまう。
これで気持ちが折れてしまったのか、八回にもカブレラを迎えた永井はまたしても甘く入った球を豪快に弾き返され被弾。これで永井は5失点。

楽天打撃陣がなんとか奮起し九回に1点を返すもののそこまで。
好投はしたものの、肝心な場面で手痛い一発を浴びてしまった永井が敗戦投手となり、チームも開幕3連敗となってしまった。

試合後のインタビューで永井は。
「チームが連敗していて僕が止めるつもりだった。勝って仙台に帰りたかったけど･･･」と自らの投球を振り返った。

しかし新生楽天を引っ張るブラウン新監督はこの3連敗を振り返り、
「3連敗は残念だがすべて1点差の接戦。あきらめない姿勢は評価できる」とチーム状態はそこまで悪くないとの見解を示した。

とはいえ、チームの3本柱岩隈、田中、永井で3連敗をしてしまった楽天。
果たして今後の試合でこの3連敗が選手の心境にどのような影響を与えてくるのか。

まずは27日に地元仙台に戻ってのホーム開幕戦で今季初勝利を目指す。

(2010年3月23日)

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