均衡打ち破る豪華な一発!! 西武中村、主砲復活に確かな手ごたえ

西武の主砲、中村がようやく調子を取り戻してきたようだ。
25日にスカイマークで行われた西武対オリックスの試合は3-1で0西武が勝利する結果となった。

0-0の均衡を保ったまま進む試合。その流れを西武のものに変えたのは、この試合まで4試合連続で失策中のおかわり君こと西武の中村。
精神的に打撃にも影響を受けていたのか3戦連続で打点もなかった。
しかし、中村を心配した渡辺監督の心遣いか、この試合では9日以来の先発一塁で起用される。
これが中村の本調子を取り戻したのか。六回表、レフトへのヒットを放った栗山を一塁に迎えた中村の第3打席。
オリックス先発、伊原からレフトスタンドへ一直線に2ランホームランを打ち放つ。
中村が決めた先制の2点を決め、試合は西武よりに。
対して盛り返そうと勢いづくオリックス。直後の六回裏、赤田の送りバントで2死2塁のチャンスに後藤のタイムリーツーベース。1点を取り戻す。
しかしこの後、打線は続かず2-1でオリックスの反撃はストップ。
リードを保った西武は九回表、ランナー二塁から片岡のエラー出塁で追加の1点。
試合は3-1で西武が勝利した。

この日6試合ぶりとなる6号2ランを決めた中村。
「前のチャンスでしょうもないバッティングしたんでね。気合入れてきました。完ぺき」と、嬉しそうな様子で語っていたことが日刊スポーツより報じられている。
「4番なんだから打点を稼がないと」と、今後に向けての意気込みも十分だ。

(2010年4月26日)

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