巨人打線、日本ハム・ルーキー増井を前に手も足も出ずの5安打1打点

19日に行われたセ・パ交流戦、日本ハム対巨人の第2戦は、巨人打線が日本ハムのルーキー・増井を前に手も足も出ず、昨日に引き続く連敗を喫した。

球界屈指の巨人打線がルーキーを前に手も足も出なかった。
日本ハム先発の増井は東芝からドラフト5位で入団し、ここまで1勝2敗。カーブにフォーク、スライダーを持つ右本格派だ。直球の球速は140キロ台前半だが、手元での伸びがある。
初対戦の投手に弱いとされる巨人打線。
巨人打線が増井から喫した三振はゼロで、フライアウトは11を数えた。直球を捉えきれなかったのも要因だが、甘い球を打ち損じるシーンも目立った。
小笠原、ラミレス、阿部の中軸がそろって無安打。「まあ打てないね。中軸が全体的に打てない」(スポーツ報知)と原監督も嘆く。
この試合、巨人は六回に坂本が放った11号ソロで1点を奪うが、その裏に稲葉に同点二塁打を放たれ、二岡に勝ち越しの2ランを浴びてそのまま終了。
1-3で敗れた巨人。強力打線の名はどこにいったのか、この2試合でたったの2得点しか決められなかった。

これで巨人は交流戦に入って3勝3敗の五分に。
20日から合流する亀井を迎え、21日からの楽天戦に向けて仕切り直すしかない。

(2010年5月20日)

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