阪神・金本1492試合連続フルイニング出場がギネス認定!!

阪神・金本知憲外野手は15日、1492試合フルイニング出場の記録がギネス認定されたことを発表した。
2006年に2度にわたって却下された記録が、ようやく認定されることになった。

この日、甲子園クラブハウスでの練習後に記者会見を行った金本は、
「今の気持ちは?」との質問に対し、「とりあえず下柳が結婚してよかったです」とジョークを交えつつも、
「（ギネスブックを）見てみないと実感がわかない。光栄なような、面白いような気持ちです」（スポーツ報知）
と改めて自身の成した偉業を振り返った。

記録は1999年7月にスタートし、右肩痛を理由にスタメンから外れた4月18日の横浜戦まで、11年近くも継続。
阪神は2006年に2度にわたって申請したものの、ギネス社から「連続試合出場は記録となるが、連続フルイニング出場は認定していない」として却下されていた。
今年4月の記録確定後に、球団は同社に対して再申請を行うことを決定していたが、5月に他球団のギネス企画の関連で来日していた同社担当者から、再審査によりギネス認定される可能性があることを確認。
事務手続きを経て今月2日に正式に認定されるに至った。
29日に甲子園球場で行われる中日戦の試合前に認定式が行われ、同社から認定証が授与される。

記録が途絶える原因となった右肩痛は順調に回復しているものの、記者会見で金本は、
「林威助が調子いいですし、もう少し休んで下さいということなんでね」（デイリースポーツ）
と、メドとしていた18日の横浜戦での守備復帰を断念する考えを示した。
「僕は1日も早く出たいんですけどね」
念願の世界記録を手にしたアニキ。はやる気持ちを抑えて、完全復帰を目指す。

(2010年6月16日)

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