阪神、松井秀を再調査！球団幹部が渡米

21日、阪神のフロント幹部が渡米することが明らかになった。
昨年の南信男球団社長の渡米から城島健司捕手の獲得にこぎつけた例もあり、エンゼルス・松井秀喜外野手の現状などを調査するものと見られる。

城島獲得の成功を再び―
22日、阪神球団を代表して揚塩健治常務取締役と粟井一夫甲子園球場長が渡米することが分かった。

サンケイスポーツによると、球団幹部が
「明日、いきます。営業の視察が目的ですが、（編成面の）情報はあるかもしれませんね」
と明らかにしたという。

昨年8月にはヤンキースからの招待を受け、南信男球団社長がアメリカを視察。新ヤンキーススタジアムなどで試合を観戦した。
球団トップ自らが米球界の間に築いたパイプをより強固なものにするのが今回の渡米目的だが、真弓監督の続投方針が固まった来季の戦力補強という重要な狙いもついて見える。
ターゲットの1人は昨年にも獲得の話が出たエンゼルスの松井秀喜だ。
エンゼルスに移籍した松井秀は左ひざの状態が回復。主にDHで起用されているが、11試合で左翼の守備についている。
DHのないセ・リーグでフルにプレーできる状態にあるのかどうか…、日本球界復帰の意思は…など、今季限りで1年契約が切れる松井秀の最新の情報を求めていく。

昨夏渡米した南社長は興行面のノウハウを入手した一方で、マリナーズで出場機会に恵まれていなかった城島が、日本復帰を希望しているという極秘情報をキャッチ。
昨オフ最大の補強成功につなげた。

果たして城島に次ぐサプライズはなるのか。阪神と松井の動向に注目が集まる。

(2010年6月22日)

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