イチローと松井秀､見せ場ないまま4連戦終了

米大リーグ､マリナーズのイチロー外野手は18日(日本時間19日)､敵地エンゼル･スタジアムで行われたエンゼルス戦に1番ライトで先発出場｡
対してエンゼルスの松井秀は6番レフトで先発出場｡
両者ともに3打数無安打に終わり､見せ場はなく｡
試合はマリナーズが2-1で勝利し､連敗を4で止めた｡

イチローは第4打席まで相手先発･サンタナの前に中飛､遊ゴロ､敬遠四球､投ゴロに倒れる｡
1-1の延長十回表に先頭打者で迎えた第5打席､4番手ジェプセンから四球を運ぶと送りバントで一死二塁に｡
勝ち越しのチャンスを広げたが､続くグティエレスの遊ゴロに飛び出してしまい､痛恨の狭殺アウト｡
しかし､一塁に残ったグティエレスが二盗を決めた後､4番ホセ･ロペス三塁手がつまりながらもレフト前に運び､マリナーズは決勝点を挙げた｡
イチローは二度の四球による出塁があったものの快音響かず｡
3打数無安打で打率を3割1分8厘と､5月8日(同9日)以来の3割1分台にまで落とした｡

2試合ぶりの出場でレフトの守備に就いた松井秀だが､一ゴロ､二ゴロ､三振と3打席凡退｡
地元の一部ファンからブーイングを浴びせられる場面もあった｡
守備面でもこの日は浅い当たりなどに対応しきれず､接戦ということもあって八回には監督が守備要員のレジー･ウィリッツ外野手との交代を指示｡
3打数無安打で出場した試合では4試合ぶりの無安打に終わり､打率を2割4分9厘に下げた｡

(2010年7月20日)

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