昨夏王者･中京大中京､2年連続26度目夏の甲子園へ

第92回全国高校野球選手権･愛知大会(30日､岡崎市民球場)では､全国最多188校の頂点を懸けた決勝が行われ､
昨夏の全国王者･中京大中京が愛知啓成を7-2で下して､2年連続26度目の夏の甲子園出場を決めた｡

序盤の好機を確実にものにした中京大中京が､再び決勝を制した｡
初回､先頭の小木曽が左前打で出塁すると､送りバントなどで2死二塁｡
4番磯村が左前に弾き返して1点を先制｡
二回にも死球で出塁した先頭打者を犠打で進めていき､藤浪の適時打で加点する｡
中京大中京はさらに三回一､三塁から磯村が左中間を破る適時打を放つなどして3点を追加｡

対して愛知啓成は6点を追う六回2死に4番中川から野田賢､坂と連打で2点を決めて反撃に出る｡
中京大中京はここで先発･浅野を諦め､エース森本にスイッチ｡
昨夏の経験者である森本は､落ち着いた投球で愛知啓成の反撃を封じ込める｡
八回1死一､二塁のピンチも野田賢､坂と打ち取るなどし3イニングを無失点に抑え､再び夏の切符を手にした｡

(2010年8月1日)

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