巨人首位奪取! グライ負傷も緊急登板の野間口が救う!!
巨人が7月26日以来の単独首位に返り咲いた。
首位攻防の第1グラウンドは、右肘手術から復帰先発のグライシンガーが二回、打球を右すねに受けて15球で降板。
しかし、緊急リリーフの野間口が4回を無失点でつなぐ好投で、今季初勝利を手にした。
打っては小笠原が四回に22号先制ソロを放つなどして中盤に2打点。
八回には途中出場の阿部が32号の3ランを放ち、巨人は宿敵阪神から首位の座を奪い返した。

救世主が現れた。

プレーゴールからわずか20分。阪神戦8連勝の先発グライシンガーが、二回に先頭ブラゼルの打球を右すねに受けて降板。
攻防戦1試合目から訪れた緊急事態に、原監督はこの日出場選手登録されたばかりの野間口に声をかけた。
ブルペンで急遽30球弱を投げ込んでマウンドへ。

球が荒れて再三のピンチを招くも、今日の野間口は何かを持っていた。
三回は無死一塁、四回は1死満塁。苦しくもどうにか切り抜けると、五回も1死二、三塁と攻め込まれる。
そこにマートンが放った足元を襲う痛烈なライナー。

「体に当ててやろうとグラブを出したら入った」(スポーツ報知より)

厳しい打球に奇跡的な反応でつかみ取ると、体勢を崩しながらもすかさず三塁に転送。飛び出した走者を刺して併殺。
右手で何度もガッツポーズを繰り返した。

「今日の試合の重要性は分かっていた。こんなタイミングで(昇格の)声をかけてもらえるとは思わなかった。つらかったけど、悔しさが吹っ切れます」(同)

オープン戦から不振が続き、今季1軍にいたのは5月18日からの9日間だけ。
しかし、原監督ら1,2軍首脳陣が「短いイニングでも力を出せるようにさせように」と2軍で中継ぎに回すと、何かをつかんだ。
2ヶ月半ぶりの昇格即登板で見せた快投劇。

「堂々と投げてくれた」(同)

救世主の働きに原監督も賞賛。7月26日以来となる首位返り咲きに「先発にアクシデントが出た中で初戦を取れたのは非常に大きい」とうなずいた。
阪神戦は5連敗の後3連勝。4日は内海に託して首位固めを狙う。
(2010年8月4日)
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