巨人･原監督､内海の背信投球に皮肉阪神再び首位

4日に行われた首位攻防戦の第2ラウンド｡
巨人は先発の内海が味方の守備ミスをカバーできず､5回7安打5失点で5敗目｡
再び阪神に首位の座を明け渡すこととなった背信投球に､原監督は呆れ顔で皮肉った｡

｢ベストピッチでしょう｣(スポニチアネックスより)

1点を先制された直後の二回､2死一塁から
二回に浅井の併殺崩れの間に1失｡二塁･脇谷の守備のミスもあったが､直後､投手のメッセンジャーに甘い直球を投じて左中間二塁打を浴びた｡
この不用意な投球が大失点につながる｡2死二､三塁から鳥谷､平野に連続適時打を許して一挙4失点｡

｢踏ん張らなければいけなかった?そうですね｡反省してます…｣(同)

首位攻防出の乱調に肩を落とす｡

内海は昨季不振だったにもかかわらず今季の開幕投手を任された｡
しかし､原監督の期待に応えることはできなかった｡
6月24日のヤクルト戦で7勝目を挙げて以来､5試合も白星がない上､これで計23失点｡

｢(二回は)左打者(鳥谷と平野)にポンポンと打たれた｡五回の5点目も大きかった｣

指揮官の言葉が､内海の胸に突き刺さる｡

(2010年8月5日)

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