初退場の西村監督に制裁金15万円ロッテ

プロ野球の加藤良三コミッショナーは6日､5日の楽点戦で退場処分を受けたロッテ･西村徳文監督に対して､厳重注意と15万円の制裁金を科した｡
西村監督は三回の今江の遊ゴロを一塁でのクロスプレーでアウトとされたことを不服とし､柳田昌夫一塁塁審の胸を突いて､現役､コーチ､監督を通じて初の退場処分となっていた｡

5日､昨年7月以来の7連敗で4位に転落したロッテ｡
試合前の時点で､チームはKスタ13連敗で､4位オリックスにゲーム差0で並ばれていた｡
連敗を止めたい焦りから､いつもの冷静さを失ってしまったのだろう｡
西村監督は､2-5で迎えた三回に､先頭打者･今江の遊ゴロを一塁でのクロスプレーでアウトと判定されたことを不服とし猛抗議｡
柳田一塁塁審の胸を突く暴力行為で､プロ生活29年目にして初の退場処分を受けた｡

(2010年8月8日)

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