日ハム･中村初先発初勝利!! 埼玉のダルビッシュが高卒ルーキー一番星

日本ハムは11日､ロッテに4-3で競り勝った｡
お立ち台に上がったのは､春日部共栄高時代から､そのスラリとして体型と甘いマスクで"埼玉のダルビッシュ"と騒がれたドラフト1位ルーキーの中村勝投手｡

5回3安打1失点と先発の役割をしっかりと果たし､球団では2005年のダルビッシュ以来となる､プロ初登板初先発初勝利を達成した｡

マウンドでは､初登板とは思えない落ち着きを披露｡
初回､先頭の西岡を味方のエラーで三塁に背負うピンチを迎えたが､後続を本家ダルさながらの多彩な変化球で打ち取った｡

西武･雄星の外れ１位で日本ハムに入団｡
注目を浴びる雄星の影で､中村は２軍で下半身強化に明け暮れた｡
そして掴んだ､世代最速勝利｡

梨田監督も､
｢思った以上にコントロールがよかった｡バッターが速さを感じていたし､風も使えたのかな｣(スポーツ報知より)
と新たな先発候補の登場を手放しで喜んだ｡

ゲーム差5の中に5チームがひしめく大混戦のパ･リーグ｡

中村や中田翔など､若い力が日ハムを上位へと導く｡

(2010年8月12日)

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