今オフは帰国ラッシュ!? CS出場絶望の楽天が松井稼頭央獲りへ!!

パ･リーグ最下位に沈む楽天が､早くも来季に向けて動き出した｡

自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出が消滅した楽天が､米大リーグ･ロッキーズ傘下の3Aコロラドスプリングスに所属している､松井稼頭央内野手の獲得に乗り出していることが分かった｡

松井はメジャー7年目となった今季､アストロズで2番･二塁として開幕スタメンを勝ち取ったものの､その後は極度の打撃不振で出場機会が激減｡
5月になっても打率は1割台と低迷し､5月20日に戦力外通告を受けた｡

自由契約となった26日に､現在のコロラドスプリングスとマイナー契約｡
62試合に出場したが､メジャーに昇格することはなかった｡

7日に今季最終戦を終えた松井は､
｢自分が必要とされているかどうかはシーズンが終われば分かること｡それまでは考える必要がない｣(スポニチアネックスより)
と話すにとどまったが､以前
｢こっち(大リーグ)だけでなく､視野を広げて考えないといけない｣(同)
とも発言しており､来季の去就が注目されていた｡

楽天の球団関係者は､
｢まずは松井君の意向があるが､日本に戻って来るというのであれば､調査していくのは当然｡二遊間の充実にもなるし､走塁技術やスイッチヒッターでの経験は､ウチの若い選手にとってもいい影響になる｣(同)
と日米通算2048安打を誇る松井の経験を評価している｡

昨季2位と躍進を見せたものの､今季は定位置の最下位に逆戻りした楽天｡
日本で数々の記録を持つ松井の獲得が上位浮上のカギとなる｡

(2010年9月8日)

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