巨人、勝てる試合で痛恨のドロー! 守護神大崩壊の現状とは!?

伝統の一戦として12日、東京ドームで行われた巨人対阪神戦はその名に恥じない熱戦となった。

点の取り合いが続く中、巨人1点リードで迎えた九回、
試合が一挙に動き出す。

巨人はなんとかこの1点を守り切ろうと自信を持って守護神マーク・クルーン投手(36)。
打者をきっちり抑えて巨人が単独首位をがっちりキープという流れになるはずだった。

しかし先頭の鳥谷に対して、やや甘めの球をきっちりと叩かれ右前打。
巨人に暗雲が立ち込める。
するとその直後、金本が放った球は遊撃への併殺コース。ゲッツーと誰もが確信した瞬間、坂本勇人内野手(20)が痛恨のトンネル。
取れたはずの二死が手元から逃げていった。
するとあっさり新井に左前打を浴び、とうとう同点に追いつかれてしまった。

このままサヨナラされてもおかしくはない場面だったが、
ここは巨人もベンチ入りメンバーを総動員で対応しなんとか同点止まりで食い止めた。

このまま延長十二回を戦った両者は追加点を挙げることなく6-6の引き分けに終わった。

巨人はなんとか単独首位の座を守ったものの、
先発からの継投失敗、特にクルーンの不調という最大の問題が浮上してきた。

ここ最近の試合でクルーンが登場すると、
なんだか不安になっている巨人ファンが多いことも事実だ。

果たして巨人は絶対的守護神の欠乏の中、
どこまで首位の座をキープできるのか。

簡単にリーグ制覇させてたまるものか。
各球団の巨人守護神狩りが始まった。

(2009年4月13日)

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