鉄人・金本、ついに連続試合安打止まるもリーグ“三冠”独り占め

19日に行われた阪神対横浜の第3回戦でついに“鉄人”の記録が止まった!

開幕からの連続試合安打数を「13」にまで伸ばしていた金本。
記録がどこまで伸びるのか注目される中、この日打席に立ったのは4回。

金本の好調ぶりを知ってか横浜投手陣も慎重になり四球が2回。
記録を伸ばすチャンスはわずか2回のみだった。

そして迎えた八回無死の場面、金本は甘く入った球を完璧にとらえた。
しかし完璧すぎた球は中堅の正面に飛んでしまいあえなく中フライ。
結局この日は2打数無安打に終わった。

試合後のインタビュー答えた真弓新監督は、
「惜しかったね。いい当たりをすると正面をつくなぁ。」と記録こそ止まったものの、
金本の調子の良さにはご満悦といったところだ。

また、開幕から24試合連続安打の日本記録をもつ和田打撃コーチも、
「しっかりボールを選んでいるし悪くなかった。カネ（金本）の場合は心配ない。4タコというわけではないんだし。切り替える日も1日ある。個人的には途切れた次の試合が大事だと思う」
と次戦へつなげるコメントを残した。

記録が止まったとはいえ、
打率.491、8本塁打、26打点は堂々の“リーグ三冠王”

なかなか連勝の伸びない阪神だが、これからも頼れるアニキが阪神に勝ち星を生み出してくれそうだ。

(2009年4月20日)

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