楽天･岩隈久志はダルより上!? メジャーからの高評価に球団は仰天プラン検討!?

球団がポスティング･システム(入札制度)を利用しての米大リーグ移籍を正式に容認したことで､にわかに周囲が騒がしくなってきた岩隈久志投手｡

岩隈の移籍について池田敦司球団副社長は､
｢球団としてはポスティングで安易に戦力が流出することに反対だが､例外的に認める形となった｣(スポーツ報知より)
とコメント｡
2005年の球団創立時から投手陣を支えた功労者として､あくまで例外的に移籍を認めたと強調した｡
移籍の要望があった時期については語らなかったものの､2009年のワールド･ベースボール･クラシックが一つの転機になったと思われる

岩隈は同大会に出場した全投手中最多の合計20回を投げ､3失点､防御率1.35と抜群の安定感を見せ"陰のMVP"と呼ばれ､米球界からの評価が急上昇｡

抜群の制球力と落ち着いたマウンドさばきに､
｢ダルビッシュより高く評価している球団もある｣(同)
と明かす米球界関係者もいるほどだ｡

今季､岩隈の登板試合にはメッツ､ジャイアンツ､ブレーブスをはじめ複数の球団からスカウトが視察に訪れた｡
関係者によると､入札額の相場は15億円前後とされ､先発投手陣の手薄なヤンキース､インディアンス､マリナーズ､Ｄバックスなどが獲得に乗り出す見込みだという｡

球団に入札額が入るポスティングでの移籍を選択した岩隈｡
球団は獲得した資金を､
｢原則的には戦力強化に使いたい｣(同)
としており､岩隈は最後まで球団に義理を通した形だ｡

そんな岩隈に対して池田副社長は､
｢日本に帰ってきた時はまたイーグルスのユニホームを着て活躍して欲しい｡永久欠番?今後考えていきたい｣(同)
と仰天プランを発表した｡

鷲の孝行息子が､夢のメジャー挑戦へ大きな一歩を踏み出した｡

(2010年10月8日)

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