ドラフトの隠し玉!! アメリカ逆輸入の154キロ右腕に複数球団が注目!?

"ハンカチ王子"こと早稲田大学の斎藤佑樹投手を筆頭に､将来有望な逸材が多く揃う今年のドラフト｡
そんな豊作のドラフトをさらに騒がせそうな存在が､藤谷周平投手だ｡

すでに､日本ハムやヤクルトなど複数の球団が指名を検討しているという藤谷は､米国の名門･南カリフォルニア大学所属の23歳｡
高校から米国でプレーしており､190センチの長身から投げ下ろされる最速154キロの速球を武器に救援投手として活躍している｡

日本球界では全くの無名選手ではあるが､南カリフォルニア大に移る前に所属していたノーザン･アイオワ大で2年時に頭角を現すと､3年時の昨年､21試合に登板して22回2/2で29奪三振､1勝4敗9セーブをマーク｡
この活躍は『ベースボール･アメリカ』誌が将来を嘱望される選手を取り上げた｢トップ･プロスペクト100｣に選ばれたほどで､同年6月のドラフトでは3年生ながらパドレスから18巡目で指名された逸材だ｡

日本では中継ぎや抑えの即戦力として､すでに複数球団が極秘にチェックを済ませているようで､米球界関係者によれば､
｢日本の球団が確実に指名をするだろう｣(ニッカンスポーツより)
という｡

異色の逆輸入投手が指名されるとなれば､今年のドラフトはさらに盛り上がることになりそうだ｡

(2010年10月17日)

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