阪神が平均年俸トップ! 巨人15年連続トップならず
日本プロ野球選手会会長の新井貴浩選手が27日、
出来高払い分を除いた今年度の年俸調査結果を発表した。

発表によると開幕時の各球団支配下選手738人の平均年俸は3793万円。
前年比162万円増となり、2年連続の増加となった。

球団別に見ると、阪神が5794万円と全12球団でトップ。
年俸調査が始まった1988年以来、阪神が初めてのトップとなった。

中でも金本は全選手内トップ。
その他にも阪神には藤川、赤星、新井、矢野と推定2億円を超える選手が多く在籍することが要因だと思われる。

“年俸が高い=巨人”と思われていた方も多いだろう。
事実、巨人は昨年まで14年連続のトップを獲得していた。

しかし、巨人はここのところ若手の成長が著しく、個人の年俸がそれほど上がりきっていないことと、
上原ら高額選手の移籍が目立った為、今回は平均年俸の減少が見られ、2位のソフトバンクに次ぐ3位に終わった。

“年俸が高い=勝てるチーム”ではないこと現在のプロ野球。
この平均年俸の格差が選手の士気にどのような影響を与えるのであろうか。
(2009年4月28日)
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