ロッテ､打線爆発でついに王手!! シーズン3位からの大逆転見えた!!

【ロッテ 10-4 中日】日本シリーズ第5戦､ロッテが本拠地･千葉マリンスタジアム最終戦で中日を圧倒｡
先発野手全員安打の10得点で日本一へ王手をかけた｡

延長戦の末に敗れた前日の悔しさを晴らすように"マリンガン打線"が爆発した｡

初回いきなり1点を奪われたが､その裏､5連打とつながりをみせ4点を奪い逆転に成功｡
先制された嫌なムードを吹き飛ばした｡

四回にはサブローの2ラン､五回にも西岡の犠打などで効果的に得点を重ね､終わってみれば日本シリーズの球団タイ記録となる15安打10得点｡

チームのスローガンである｢和｣を体現した選手達に､
｢絶対打ってやるって気持ちの表れ｡つなぎの野球が､うちの今年の野球ですから｡調子を落としていた選手が戻ったのは､チームとして大きいですね｣(スポーツ報知より)
と西村監督は目を細めた｡

今シリーズのラッキーボーイ的存在である､ルーキー･清田育宏外野手はこの日も2打点で勝利に貢献｡
シリーズ通算6打点は原辰徳､清原和博に並ぶ新人の最多打点記録だ｡

それを聞いた清田は､
｢たまたまです｡打点とかはあまり意識してないので･･･｣(同)
と謙虚だが､
｢その1打点が勝ちにつながるのであれば､ぜひ打ちたい｣(同)
と記録更新へ意欲を見せた｡

王手をかけての第6戦は6日､舞台は敵地･ナゴヤドーム｡
チーム最大の強みである､つなぎの打線を取り戻したロッテが史上初となるシーズン3位からの日本一に挑む｡

(2010年11月5日)

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