ロッテ･西岡剛に入札アリ!! 球団は｢1ドルでも応じる｣と岩隈を批判!?

米大リーグ機構は日本時間24日､ポスティングシステム(入札制度)を利用した移籍を希望する選手として､大リーグ全球団に公示されたロッテ･西岡剛内野手の入札受け付けを締め切り､獲得を希望する球団があったことを明らかにした｡
入札額や球団名は明かされていないが､米大リーグ機構は､
｢少なくとも1球団｣(ニッカンスポーツより)
とコメント｡
すでに最高入札額は日本野球機構(NPB)に通知されており､日本時間2日午前7時までにロッテが受諾すれば､落札球団に西岡との30日間の独占交渉権が与えられる｡

今オフは楽天･岩隈久志投手もポスティングを利用したメジャー移籍を目指し､アスレチックスが独占交渉権を獲得したが､条件面で交渉は難航｡
入札を受諾しながらチームに残留するという初のケースになる見込みだ｡

そんな中､ロッテ球団幹部は､
｢岩隈も(破談の理由は)"お金じゃない"というなら行けばいいだけの話｡西岡は金額にはこだわらない男｡ウチは夢に向かう気持ちを尊重する｣(スポニチアネックスより)
とコメント｡
入札額についても､
｢極端な話､1ドルでも応じる(中略)こじれる心配はしていない｣(同)
とし､西岡の夢を後押しする方針であることを強調した｡

今季ワールドシリーズを制したジャイアンツのほか6球団前後が入札したと予想される中､米メディアは､
｢日本の野手がメジャーで技量を生かせるかは懐疑的だが､たいていは投資を上回る結果を残している｣(同)
と指摘｡
マリナーズ･イチロー外野手の成功例を挙げ､西岡にも高い評価を与えている｡

18日に出席したコンベンションで､
｢どの球団でも行く｡わくわくしている｣(同)
と語った西岡｡
日本一に輝いたショートが夢への一歩を踏み出した｡

(2010年11月24日)

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