オリックス入団の朴賛浩､日本球界は1年限定!? 入団会見で本音がポロリ!?

オリックスへの入団が決まった元パイレーツ･朴賛浩投手(パク･チャンホ)が21日､ソウルで入団会見を行った｡
メジャー通算124勝を誇る韓国の英雄だけに､この日集まった報道陣は100人以上｡
無数のフラッシュの中でパクは､
｢最初に渡米した時のように､新たな挑戦をする気持ちで､最善を尽くす｣(時事ドットコムより)
と力強く抱負を語った｡

パクは韓国人初のメジャーリーガーとしてドジャースやパドレスで活躍｡
｢コリアン･エクスプレス｣と呼ばれた150キロを超える速球と140キロ台後半のツーシームを武器に､あの野茂英雄をしのぐアジア人投手最多の124勝を挙げている｡

今オフはメジャー数球団からオファーもあったというが､
｢オリックスが提案した先発が大きな誘惑となった｡ここ3年間は先発とブルペンを行き来していたので｣(スポニチアネックスより)
と語り､約4年ぶりとなる先発復帰に意欲を示した｡

オリックスは今オフ､巨人を退団したイ･スンヨプ内野手を獲得していることもあり､この日､会見に同席した村山良雄球団本部長は､
｢韓国の投打を代表するお2人を預かることとなり､責任もあります｡ぜひとも､優勝に貢献する活躍を期待しています｣(同)
とコメント｡
2人の相乗効果に期待を寄せた｡

会見では先発を提案してくれたオリックスに対して､感謝の言葉を並べたパク｡
しかし､その一方で､
｢日本で野球することを選んで､失望している人もいると思うが､最終的には韓国でやりたい｣(スポーツ報知より)
と母国への思いも強調｡
オリックスとは1年契約のため､早ければ来オフにも韓国球界に復帰する可能性もありそうだ｡

(2010年12月22日)

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