戦力外から一転､メジャーへ!? 元巨人･村田透がインディアンスとマイナー契約!!

巨人を戦力外になり､米大リーグ･インディアンスとマイナー契約を結んだ村田透投手が22日､都内で会見を開いた｡
戦力外から一転､メジャーへの道を歩むことになった村田は､
｢チャンスをもらった｡メジャーで大舞台を踏みたい｣(デイリースポーツより)
とコメント｡
巨人では3年間､1軍登板のなかった男が夢の舞台に挑戦する｡

2007年､大阪体育大学からドラフト1位で巨人に入団した村田は最速148キロのキレの良い直球を中心に､スライダーやカットボール､フォークなど多彩な変化球も併せ持つ本格派右腕｡
しかし､2007年2月に右足首の靭帯を切断した影響からか､プロでは結果を残すことができず､今年10月にドラフト1位選手としては異例の入団3年目での戦力外となっていた｡

現役続行を目指して参加した11月の合同トライアウト｡
多くの関係者が見守る中で好投した村田に､いち早く声をかけたのがインディアンスだった｡

この日､会見に同席したデフレイタス環太平洋スカウトは､
｢エネルギー､集中力や制球力を評価した｣(スポニチアネックスより)
と村田の獲得を説明｡
｢まだ若いし､成長できる可能性がある｣(ニッカンスポーツより)
と期待を寄せた｡

3月まで日本で自主トレを行うという村田は､
｢上原さんが目標｡環境面も含めて､どういう違いがあるのか勉強させてもらいたい｣(同)
と大学の先輩で､巨人でもともにプレーしたオリオールズ･上原浩治投手に弟子入りを志願｡
すでに上原との合同自主トレが計画されているという｡

｢新しい道を切り開いていきたい｣(スポーツ報知より)
と前例のない挑戦に大きな意欲をみせている村田｡
果たして､日本での悔しさをメジャーで晴らすことはできるだろうか｡

(2010年12月24日)

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