箱根駅伝､区間エントリー発表!! 花の2区はエース集結も注目の5区では異変あり!?

第87回箱根駅伝に出場する20チームの区間エントリーが29日､発表された｡

注目は各チームのエースが揃う"花の2区"｡
3連覇を目指す東洋大は､先月の全日本大学駅伝1区で1位を獲得した設楽啓太(1年)を抜擢｡
早大は平賀翔太(2年)の起用を決めた｡

2強を追う駒大は撹上宏光(2年)､山梨学院大学は留学生のオンディバ･コスマス(3年)が予想されていたが､1年から箱根に出場し続けている高瀬無量(4年)の経験を選択｡
全日本大学駅伝2区で区間新記録を樹立した明大･鎧坂哲哉(3年)も2区での出場が決まった｡

また､予選組にも注目選手がズラリ｡
予選会1位通過の拓殖大は早くも最強留学生の呼び声も高いジョン･マイナ(1年)､日大も全日本大学駅伝8区で7人抜きを演じたガンドゥ･ベンジャミン(2年)を起用し勝負をかける｡

往路の見せ場となる山登りの5区では東洋大の"山の神"こと柏原竜二(3年)が予定通りエントリー｡
しかし､その5区で柏原の対抗と目されていた早大･佐々木寛文(2年)が座骨神経痛の影響で7区へ｡
早大は一般入試で入学した猪俣英希(4年)を5区に抜擢した｡

早大･渡辺監督は､
｢猪俣も(佐々木と)同時進行で山上りの準備をしてきた｡確実に走る力がある｣(スポニチアネックスより)
と強調したが､
｢柏原君に4分(負けるの)は仕方がない｡3分なら御の字｣(同)
と話すなど不安は残る｡
さらに､全日本大学駅伝5区で区間1位のスーパールーキー志方文典(1年)が疲労骨折の影響で控え回るなど､3冠を目指す早大は厳しい戦いを強いられることになりそうだ｡

(2010年12月30日)

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