ロッテが注目する"西岡2世"は高校生!! その実力は中日･森野将彦より上!?

ロッテが今年のドラフト候補として､東海大甲府の高橋周平内野手(2年)をリストアップしていることが､分かった｡
球団幹部は､
｢いいショートですから､興味を持って見ている｡当然､候補に入ってくる｣(スポーツ報知より)
と明言｡
他球団との競合も予想されるが､"西岡2世"として高く評価している｡

高橋は1年夏から4番を務め､高校通算45本塁打を記録｡
甲子園出場こそないものの､柔軟性と長打力を兼ね備えた打撃は超高校級だ｡

その実力はかつて中日･森野将彦内野手を育てた村中秀人監督をして､
｢同じ時期で比べたら､森野(現中日)よりも上｣(同)
と言わしめるほど｡
すでに阪神､巨人､中日､ロッテ､ヤクルトなど国内外のスカウトが熱視線を送っている｡

ロッテは今オフ､不動の遊撃手だった西岡剛内野手がポスティングシステム(入札制度)で米大リーグ･ツインズに移籍｡
昨季､首位打者と最多安打を獲得したチームリーダーの穴を埋めるため､来性豊かな遊撃手の獲得を目指している｡

今季は外野からのコンバートが予想される荻野貴司らでポジションを競わせる方針だが､石川球団運営本部長は､
｢ショートは育ててつくっていかなくちゃいけないポジション｣(同)
と断言｡
平成生まれの逸材はなんとしても獲得したいところだろう｡

｢右投手でも左投手でも､どんなボールも苦じゃない｣(ニッカンスポーツより)
と自らのセールスポイントを豪語している高橋｡
ドラフトを盛り上げる存在であることは間違いなさそうだ｡

(2011年1月9日)

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