ロッテ･小林宏が阪神入団を決意!! 交渉を前に”生涯阪神”を宣言!!

ロッテからFA宣言し､メジャー移籍を目指していた小林宏之投手が19日､阪神入団の意志を表明｡
20日に大阪府内で入団交渉を行うことが明らかになった｡

この日､自主トレ先の沖縄･石垣島から空路で大阪入りした小林は､
｢僕の中ではタイガースさんで頑張ろうと思っています｡いろいろと悩みましたけど､必要としてくれている球団で頑張るのが､選手として一番幸せなのではないかと思います｡今はスッキリした気持ちです｣(サンケイスポーツより)
と晴れやかな表情で宣言｡
交渉を前に､気持ちは早くもトラの一員だ｡

メジャー移籍を目指しFA権を行使したのが昨年11月11日｡
しかし､マイナー契約での打診はいくつか届いたが､希望するメジャー契約は1つもなかった｡

そんな中､獲得に名乗りを挙げたのが阪神｡
セットアッパーとして小林を高く評価し､2ヶ月にも及ぶ地道なアプローチを続けてきた｡

阪神の誠意に動かされた小林は､
｢阪神さんには熱心に誘っていただいた｡石垣島まで交渉に来てくれるということだったんですけど､ここまで誘ってくれているし､僕が(大阪まで)行こうと思った｣(スポニチアネックスより)
と大阪入りを説明｡
交渉には南球団社長をはじめ､真弓監督ら球団首脳が出席するという｡

阪神側は昨季の年俸1億7000万円を基本線に､複数年契約を提示する方針｡
ロッテ時代から愛着のある背番号｢41｣も用意するようだ｡

順調にいけば､2014年に再びFA権を取得する小林｡
しかし､メジャー再挑戦については､
｢全く考えていない｡阪神に失礼ですから｣(スポーツ報知より)
と否定し､
｢阪神で現役引退? そうですね｣(同)
と"生涯阪神"を誓った｡

絶対的守護神･藤川球児投手へつなぐ中継ぎ陣の補強を目指していた阪神にとって､これ以上ない補強となりそうだ｡

(2011年1月20日)

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