ソフトバンクが超攻撃的布陣完成へ､内川聖一の三塁テストを決断!!

横浜からソフトバンクにFA移籍した内川聖一外野手が27日､福岡市東区の西戸室内練習場で川崎宗則内野手と共に自主トレを公開｡
ナインとも初対面を果たし､鷹の一員としてのシーズンがいよいよスタートした｡

2009年のワールド･ベースボール･クラシック(WBC)でチームメートだった二人｡
内川が前日､
｢福岡に来ました｣(デイリースポーツより)
とメールで伝えると､川崎から､
｢じゃあ西戸崎で一緒にやろう｣(同)
と声がかかったことで合同自主トレが実現した｡

マシンを使った打撃練習や走り込みなどで調整を行った内川は､
｢知っている人がいて助かった｡ぼくの中では頼りになる人です｣(同)
と川崎に感謝｡
同練習場で練習を行う初対面の選手へのあいさつ回りも精力的に行った｡

同日､福岡ヤフードームで行われたスタッフ会議では､キャンプの1､2軍振り分けが決定｡
秋山監督は内川について､
｢内野も多少はやってもらいたい｡両方の準備をしてもらう｣(スポーツ報知より)
と起用法を明言し､鳥越内野守備走塁コーチは､
｢三塁でも試してみたい｡まずは(キャンプで)見てから｣(スポニチアネックスより)
とした｡

内川は昨季､左翼として72試合､一塁手として73試合に出場｡
過去に三塁手としての出場は12試合あるが､2006年5月の出場が最後となっている｡

しかし､内川を三塁で起用できれば､松田宣浩を中堅に回して左翼で松中信彦やオーティズを起用することができる｡
2003年以来の日本一を狙うチームにとって､この超攻撃的布陣は魅力的だろう｡

合同自主トレ後､
｢すごくワクワクしてきた｡宮崎キャンプが楽しみ｣(デイリースポーツより)
と笑顔で語った内川｡
新天地では打撃だけでなく､守備での貢献も期待されることになりそうだ｡

(2011年1月28日)

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