先発転向のソフトバンク･摂津正､早くも開幕2戦目に先発決定か!?

今季から先発に転向するソフトバンク･摂津正投手が1日､中日とのオープン戦でマウンドに上がる｡
2年連続で最優秀中継ぎ投手を受賞している右腕は､果たしてどのような投球を見せるだろう｡

宮崎キャンプ中に先発転向の打診を受けたという摂津｡
キャンプではスタミナ強化はもちろん､
｢長いイニングを考えて､いつでもストライクを取れる球を作りたい｣(サンケイスポーツより)
とカーブの習得にも励んできた｡

先月23日に行われた韓国･KIAとの練習試合では､"プロ初先発"ながら2回を2安打無失点と好投｡
変化球の制球には苦しんだが､走者をけん制で刺すなど落ち着いたマウンドさばきを見せた｡

試合後に摂津は､
｢開幕ローテーションに残れるようにやっていきたい｣(同)
と謙虚に語ったが､チーム事情を考えると先発ローテーション入りは確実だ｡

チームは杉内､和田と左腕は抱負だが､計算ができる先発右腕はホールトンのみ｡
高山投手コーチは1日の中日戦後のスケジュールを､
｢次まで間隔が空くので｡その次は70球を投げる｣(スポニチアネックスより)
と説明｡
中日戦後は中3日で5日のヤクルト戦に先発し､その後は中6日で調整し､開幕2戦目での先発が濃厚とみられている｡

入団から2年連続で70試合以上に登板し､チームの勝利の方程式を担ってきた摂津｡
貴重な先発右腕として期待通りの活躍を見せることができれば､チームのリーグ連覇､そして2003年以来の日本一へチームを導くはずだ｡

(2011年3月1日)

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