西武･大石達也､球速出ず暴投にボークと大乱調! 開幕2軍の可能性も!?

【教育リーグ西武 6ｰ1 巨人】
西武のドラフト1位･大石達也投手が10日､巨人2軍を相手に本拠地･西武ドームで初先発｡
5回5安打1失点でプロ初勝利を挙げたものの､直球は最速138キロ止まりと課題の残る内容に､
｢上下のバランスが良くない｡上半身と下半身がうまく連動していない｣(スポニチアネックスより)
と厳しい表情を浮かべた｡

ここまで2度の実戦登板で4イニング無失点と結果を残している大石だが､持ち味である直球の球威はまだまだ｡
この日の登板に合わせ､7日は左手を真っすぐ突き出す新フォームに着手した｡

しかし､直球は130キロ台前半も多く､最速の138キロもわずか3球｡
変化球の制球も安定せず2つの暴投を記録した｡

さらに､フォームを意識しすぎるあまり走者まで気が回らなかったのか､3盗塁を許し､ボークまで献上｡
試合後に大石は､
｢大学時代のフォームを見比べていきたい｣(デイリースポーツより)
と再びフォームを戻す可能性があることを明かした｡

迷える大石の姿に､キャンプでは開幕ローテーション入りを示唆していた首脳陣も方針を転換｡
先発投手としてじっくり育てるため､開幕2軍スタートも検討しているという｡

次回登板は15日のオリックス戦｡
大石にとって､開幕1軍入りを懸けた最後のテストとなりそうだ｡

(2011年3月11日)

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