楽天･岩村明憲､太りすぎでスタメン落ち危機!? オフにはおかわり禁止令も!?

被災地･東北を勇気付けようと熱いプレーを続けている楽天ナイン｡
開幕から続いた長いロードを7勝6敗と勝ち越し､開幕前に星野監督が掲げた､
｢貯金をして仙台に帰る｣
という公約を見事に達成した｡

そんな中､思うような働きが出来ていないのが岩村明憲内野手だ｡
昨オフ松井稼頭央内野手と共に楽天に入団し､補強の目玉として注目されたが､28日までの成績は打率.182､0本塁打｡
かつて日本で3年連続30本塁打をマークした豪快な打棒は影を潜めている｡

一方の松井は1番に定着し打率.265､1本塁打｡
やや物足りない数字だが､相手のスキを突いた走塁や好守で存在感を示している｡

日本では申し分ない実績を残している二人｡
なぜ､岩村だけが適応できずに苦しんでいるのだろうか｡

その大きな原因は岩村の体型｡
ヤクルト時代を知るファンであれば､現在の彼が明らかに"太い"ことはお気付きだろう｡

岩村の体型を指摘する声はキャンプ中からあり､多くの評論家が､
｢あの体形じゃあ､ヤクルト時代の感覚でやっても内角(の球)はまともに対応できない｣(日刊ゲンダイより)
と口を揃えたという｡
それでも岩村はキャンプ中に行った焼き肉屋で､ご飯のおかわりを連発｡
同席した松井に"おかわり禁止令"を出されたほどだという｡

ただ､岩村も自身の体型をまったく気にしていなかった訳ではない｡
オフには同じマネジメント会社に所属する元WBC世界フライ級元王者･内藤大助から､減量法を学んでいたという｡

しかし元々太りやすい体質のためか､シーズンが始まっても体型はそのまま｡
ヤクルト時代80キロだった体重は現在､公称84キロとなっているが､周囲の見方は"公称プラス5キロ"と厳しいものだという｡

楽天はここまでチーム打率.229､総得点39(いずれもリーグ5位)と打線が低調｡
星野監督も､
｢相変わらずチャンスにあと1本が出ない｡ウチの野手は本当に"やさしい"よ｡もういいかげんにしてほしい｣
とブチギレ寸前だ｡

岩村にどれだけ実績があろうと､打てるまで待ってくれるほど星野監督は甘くない｡
痩せて本来の動きを取り戻すのが先か､それともスタメン落ちが先になってしまうだろうか｡

(2011年4月29日)

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