巨人･原監督が選手､コーチ陣に激怒! 6試合連続2得点以下は17年ぶり!

【ロッテ 2-2 巨人 QVCマリン】
巨人は30日､敵地でロッテと対戦し､延長十二回を戦った末に2-2で引き分け｡
6試合連続2得点以下と貧打にあえぐ打線に､原監督の怒りが爆発した｡

巨人は初回､坂本の先頭打者本塁打で幸先よく先制｡
しかし､その裏にあっさり逆転されると､最後まで勝ち越すことができなかった｡

古城の犠飛で同点に追いついた五回､二死満塁と逆転のチャンスで打席に入った長野は空振り三振｡
同点の九回にも無死一､三塁と絶好のチャンスを迎えたが､矢野は3ボール1ストライクから外角のカットボールを強振し､遊ゴロ併殺に倒れた｡

巨人にとって､6試合連続2得点以下は17年ぶり｡
1試合の平均得点は2.97とついに3点を下回った｡

試合後に原監督は､
｢ハードラック､とかもったいないとかじゃ同じ事を繰り返す｡(中略)このチームの良さは若さなんだから､若さを出していかないと｣(スポーツ報知より)
と頼りない打線を一喝｡
故障で離脱中の小笠原､高橋由らに代わってスタメン出場している若手選手に奮起を促した｡

さらに､
｢コーチものほほんとやってるんじゃないか｣(同)
とコーチ陣に対しても怒り爆発｡
岡崎ヘッドコーチは､
｢反省してます｡点が取れないとチームの雰囲気が重くなる｡みんなで知恵を出し合ってやっていきます｣(同)
と厳しい表情で打線の再生を誓った｡

31日からは､交流戦8勝2敗と好調の西武と対戦する巨人｡
指揮官の厳しい言葉は､チームをどう変えていくだろうか｡

(2011年5月31日)

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