好調オリックスに激震! 北川博敏がアキレス腱断裂で今季絶望!

オリックスは27日､北川博敏内野手が神戸市内の病院で左アキレス腱の縫合手術を受けたと発表｡
全治6カ月の診断で､今季中の復帰は絶望的となった｡

北川は26日のロッテ戦(QVCマリン)での走塁中に左足首を痛め途中退場｡
試合後､
｢どーんって(音がしたように)なって､背骨に電流が走った｡その瞬間『切れたな』と思った｣(スポーツ報知より)
と話していた｡

この日､帰阪し検査を受けた結果､やはり左アキレス腱断裂と判明｡
手術は約1時間ほどで無事に成功したというが､全治は6カ月でリハビリの予定もたっていないという｡

北川は1994年にドラフト2位で阪神へ入団｡
2001年に近鉄へ移籍すると､プロ野球史上初となる"代打逆転サヨナラ満塁優勝決定本塁打"を放ち､一躍知名度を上げた｡
今季は主に｢5番･DH｣として51試合に出場｡打率.258､1本塁打､17打点をマークしていた｡

岡田監督は北川の戦線離脱を受け､坪井智哉外野手の1軍合流を指示｡
高代ヘッドコーチは､
｢(右翼のベテラン)田口をDHで使ったり､森山とか坪井で外野をうまく回す｡北川は不動のDHやったから｡穴を完全に埋められることはないと思うけど､違ったタイプの打線になるだろう｣(中日スポーツより)
とコメントし､今後は"日替わり打線"になることを明かした｡

最大｢10｣まで膨らんだ借金を完済し､上位進出も見えてきたオリックス｡
優勝を知るベテランの離脱は､チームに大きな影響を与えそうだ｡

(2011年6月28日)

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