ヤクルトがベテラン･宮本の活躍で8連勝! 18日にも優勝マジック点灯!

【広島 6-7 ヤクルトマツダスタジアム】
ヤクルトは14日､広島に7-6で逆転勝ち｡
連勝を今季最多タイとなる｢8｣に伸ばし､2位中日に6ゲーム差をつけ､独走態勢に入った｡

チームの勢いを象徴するかのような逆転劇を演出したのは､40歳のベテラン･宮本慎也内野手だった｡
3－5で迎えた八回2死一塁､広島3番手･今村の直球をフルスイング｡
打球は左翼2階席の看板を直撃する特大の同点2ランとなった｡

この一打で勢いづいた打線は､2つの四球と代打･ホワイトセルの安打で満塁とし､青木の2点適時打でついに逆転に成功｡
八回に1点差まで迫られたが､最後は守護神･林昌勇が締め､連勝を今季最多タイとなる｢8｣に伸ばした｡

試合後､宮本は値千金の一打について､
｢まぐれです｡打った自分がびっくり｣(産経ニュースより)
と謙遜したが､決勝打を放った青木は､
｢宮本さんの一本で流れが変わった｣(同)
とコメント｡
小川監督も､
｢宮本の同点弾が非常に大きかった｡あれがベテランの味｣(中日スポーツより)
と称えた｡

前半戦は定期的にスタメンを外れる"休養日"が与えられていた宮本だが､8月26日以降は16試合連続で出場｡
関係者によると､股関節に痛みを抱えているというが､首脳陣からの休養の打診を断り出場を続けているという｡

2位中日のゲーム差を｢6｣に広げ､早ければ18日にも優勝マジックが点灯するヤクルト｡
10年前の優勝の味を知るベテランが､好調のチームを支えている｡

(2011年9月15日)

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