「横浜DeNAベイスターズ」が正式誕生! 目標は「3年以内にCS、5年以内に優勝」
プロ野球の臨時実行委員会とオーナー会議が1日、都内で行われ、TBSホールディングスからDeNAへの横浜球団譲渡が正式に承認された。
球団の譲渡は2004年オフにソフトバンクがダイエーを買収して以来7年ぶり。
IT企業の参入は楽天、ソフトバンクに次ぐ3球団目で、セ・リーグでは初めてとなる。

臨時実行委員会では、12球団のうち楽天だけが反対したものの、11対1でDeNAの参入を了承。
その後のオーナー会議には、春田真会長らDeNA関係者も参加。
運営する携帯電話向けゲームサイトの健全性や競合社であるGREEからの民事提訴に関する質問に答えたという。
約1時間半にわたる協議の末、ここでも反対は楽天のみで、あとの11球団は参入に賛成。
野球協約で定められた4分の3以上の同意という条件もを満たし、正式に「横浜DeNAベイスターズ」が誕生した。

オーナー会議終了後の会見で、DeNAの守安功社長は、
「正直なところ、ホッとしている。ファンには心配をおかけしたが、当社が責任を持って運営していくので、末永く応援していただきたい」(スポーツ報知より)
とコメント。
また、今後のチーム目標を聞かれた春日会長は、
「願望でもいいですか?」(同)
と前置きした上で、
「これからGMの方にも話したいと思うが、来季に関しては願望ではなく目標として最下位を抜け出してくれ、という話はしようと思っています。
3年以内にCSに出られるように、5年以内に優勝できるチームにしてほしい、とは申し上げたい」(同)
とぶち上げた。

大きな目標に向け、DeNAはすでに動き出している。
この日夜、チームのかじ取りを任せるGMに前ヤクルト監督・高田繁氏の就任が内定。
新監督は前西武・工藤公康氏に任せる方針で一本化している。

また春日会長は、
「現状の戦力では、十分でないと思う。お金をかけないとダメなところもある」(ニッカンスポーツより)
と補強への投資を惜しまないことを宣言。
すでに巨人を退団したラミレスの加入が決定的で、FA宣言したソフトバンク・杉内の獲得にも乗り出す方針だ。
また、FA宣言した主砲・村田については、2日にも春田会長が直接交渉し、慰留に努めるという。

いよいよ動き出した新生「横浜DeNAベイスターズ」。
豊富な資金力を武器に、参入1年目からセ・リーグに旋風を巻き起こすことはできるだろうか。
(2011年12月2日)
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