巨人・久保が開幕絶望! 大型補強も悩みのタネはやっぱり抑え・・・
11月下旬に右股関節の手術を受けた巨人・久保裕也投手が、来季の開幕構想から外れていることが26日、分かった。
今オフ、大型補強を行っている巨人だが、守護神不在のまま開幕を迎えることになる。

久保は今季、7月からクローザーに固定され、67試合に登板して4勝2敗20セーブ、防御率1.17の好成績をマーク。
7月5日のヤクルト戦から8月16日の中日戦まで球団新記録となる20試合連続無失点をマークするなど抜群の安定感でリリーフ陣を支えた。

ただ、2年連続で60試合以上に登板した負担は大きく、11月にシーズン中から痛めていた右股関節を手術。
今月20日の契約更改交渉には松葉杖姿で現れたが、
「開幕には間に合わせる思いでやる。来年は抑えでも中継ぎのイニングまたぎでも、なんでもやりたい」(スポーツ報知より)
と意欲を見せ、12月はほぼ無休でリハビリを続けてきた。

しかし川口和久投手総合コーチはこの日、
「裕也(久保)には『決して無理はしないように』と言いました。(シーズン)中盤から後半にかけて力になってくれればいい」(サンケイスポーツより)
とコメント。
完璧な状態で勝負どころの夏場以降にフル回転してほしいという考えから、あえて開幕構想から外したことを明かした。

開幕に標準を合わせ急ピッチで調整していた久保も、
「しっかり治すことが大事。焦って悪化してもいけないですから」(同)
と納得。
患部以外に負担をかけないよう、年明けからはプールでのリハビリをスタートさせるという。

なお、川口投手総合コーチは久保の代役として、山口、越智、新外国人・マシソンを競わせる方針。
ただ、マシソンの実力は未知数で、山口と越智を抑えに回せば中継ぎが手薄になる。
ソフトバンクから杉内とホールトン、横浜から村田を獲得し、先発陣、打線の厚みは増したものの、長年の課題となっている抑えについては来季も悩まされることになりそうだ。
(2011年12月27日)
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