日ハム･栗山監督が全選手にサプライズプレゼント! キャンプでは激しい競争を要求!

プロ野球は1日､全チームがキャンプイン｡
日本ハムの新指揮官･栗山英樹監督は31日にキャンプ地の沖縄･名護市に入り､早速1､2軍選手､スタッフを集めて約40分間にわたるミーティングを行った｡

1990年の現役引退後､1度のコーチ経験もないままチームを指揮することになった栗山監督｡
ミーティングでは､
｢キャンプは全員でやるものだけど､個人個人でやり方は違う｣(ニッカンスポーツより)
と自論を展開｡
キャンプでは全体メニューの量を控え､個人練習の時間を多く取ることを伝えた｡

また､
｢過去の実績はリスペクトするけど､先入観は捨てて選手を見ていきたい｣(サンケイスポーツより)
とレギュラーは白紙であることを強調｡
温厚なイメージのある栗山監督だが､選手達には熱っぽい口調で激しい競争を求めた｡

一方でチームとしての一体感も重視する新指揮官は､自身の座右の銘｢夢は正夢｣という言葉と胴上げのシルエットがプリントされた特注のTシャツを全選手､コーチ､スタッフにプレゼント｡
改めてチーム全体に日本一という目標を意識付けた｡

ミーティングを終えるとジャージに着替え､練習拠点となる名護球場やブルペンなどを視察｡
自ら清めの塩をまき､
｢こんなことをしても何もならないかもしれないけど､神頼みというかね｡オレがケガしてもいいけど､選手がケガをしないように｡お願いしました｣(ニッカンスポーツより)
と約1ヶ月にわたるキャンプの成功を祈願した｡

絶対的エース･ダルビッシュ有が抜け､例年よりも厳しい戦いが予想される日本ハム｡
新指揮官の下､どのような戦いを見せるのか注目が集まる｡

(2012年2月1日)

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