大注目の日ハム・大嶋、1軍生き残りのために克服するべき課題とは!?
今キャンプで最も注目を集めている日本ハムのドラフト7位ルーキー・大嶋匠捕手。
早稲田大学ソフトボール部出身という異色の経歴に加え、プロ初打席で本塁打を放つなど"持ってる"ところを見せ、常に話題を振りまいている。

21日にスタートした第5クールからは1軍に合流。
早くも開幕スタメンを期待する声も出てきている。

中学時代からソフトボール一筋の大嶋は、U-19日本代表の四番打者として国際大会でも活躍。
早大時代には公式戦13試合連続本塁打を記録するなど、もともと長打力には定評があった。

しかし、初めての公式野球、ましてやプロの舞台ですぐに結果を残すと誰が予想しただろうか。
大嶋のすごさについては様々な分析がされているが、ヤクルトや横浜で打撃コーチを務め、内川聖一を育て上げた杉村繁氏は、
「バットの軌道もいいし、フォロースルーもいい。手首の柔らかさもある」(夕刊フジより)
と絶賛。
また、スイングスピードが速く、ボールをギリギリまで引きつけて打つことができるため、
「広角に打てるだろう」(同)
とも語っている。

もちろん、そんな大嶋にも課題はある。
杉村氏は、
「タイミングの取り方が気になった。ノーステップから、打ちに行くときに軸足が浮き気味になる。下半身の力が一度緩まるから、バットまで伝わらない」(同)
と指摘。
また、
「打撃の2大要素であるタイミングとポイントを自分のものにしていけば、そこそこ打てるだろうし、大化けもあり得る」(同)
とその才能を高く認めた上で、
「1軍で生き残るには、高めの速球とフォークボールを打てないとダメ」(同)
と注文をつけた。

日本ハムは今季、大嶋と同い年の中田翔が4番の最有力候補。
もし、課題を克服した大嶋とクリーンナップを形成することになれば、"平成のON砲"として大きな話題となることは間違いないだろう。
(2012年2月25日)
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