元レッドソックス･岡島がソフトバンク入団へ! ｢悔いの残らないようにはじけたい｣

2年連続日本一を目指すソフトバンクが､元レッドソックスの岡島秀樹投手を獲得することが26日､分かった｡
金銭面などの条件は不明だが､近日中にも正式発表される見込みだという｡

岡島は1993年に京都･東山高等学校からドラフト3位で巨人へ入団｡
当初は先発として期待されたが､1999年にリリーフへ回り才能が開花｡
2000年には抑えとして25セーブを挙げ､チームの日本一に大きく貢献した｡

その後､日本ハムへの移籍を経て､2007年より米大リーグ･レッドソックスでプレー｡
左のリリーフとして首脳陣の信頼を勝ち取り､入団から4年連続で50試合以上に登板｡
しかし､昨季は不調でシーズンの大半をマイナーで過ごし､メジャーではわずか7試合の登板にとどまった｡
レッドソックス退団後､一時はヤンキースとマイナー契約を結んだが､今月11日のフィジカルチェックで左肩に異常が見つかり､契約を解除されていた｡

ソフトバンクは､守護神･馬原が右肩手術のため長期離脱する可能性が高い｡
昨季の日本一に貢献したファルケンボーグ､森福はいるものの､1年間を通して戦うためにはリリーフ陣が不足していた｡

なお岡島はこの日､自身のブログを更新し､
｢色々､悩みました｡考えた結果､日本に帰る事にしました｣
とファンに報告｡
移籍先こそ明かしていないが､
｢残り､短い野球人生､悔いの残らないようにはじけたいです｣
と意気込みをつづっている｡

28日に手術を受ける馬原の復帰は早くても後半戦｡
メジャー通算85ホールドを誇る岡島は､守護神不在のチームの救世主となれるだろうか｡

(2012年2月27日)

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