楽天5連勝で約1年ぶりの貯金生活! 2年目･美馬が先発としてプロ初勝利!

【オリックス 1-4 楽天京セラドーム】

楽天が13日､敵地でのオリックス戦に競り勝ち今季初の5連勝｡
昨年5月5日以来の貯金生活となり､16日から始まる交流戦へ弾みをつけた｡

楽天は3回一死から嶋が右前打で出塁すると､二死となった後に聖沢の左前適時打で先制｡
4回に李大浩の5号ソロで追いつかれたが､8回無死一､三塁から代打･高須が左前へ勝ち越しの適時打｡
オリックス先発･木佐貫をマウンドから引きずり降ろすと､変わった吉野から銀次が2点適時打を放って試合を決めた｡

投げては今季から先発に転向した2年目･美馬が､伸びのある直球と緩いカーブを有効に使い､打たせて取る投球で7回を5安打1失点｡
8回はハウザー､9回は守護神･青山が5試合連続セーブで締めた｡

先発でのプロ初勝利を挙げた美馬は､
｢去年ずっとケガして､ずっと投げられなくて､戻ってきたのが先発だったので､勝ててうれしいです｣(スポニチアネックスより)
とホッとした様子｡
星野監督も､
｢ようふんばったな｡つまらん四球もあったけど､あいつが勝利投手にならないとローテーションは回っていかないからな｣(サンケイスポーツより)
と満足げな表情を浮かべた｡

楽天はエース･田中､守護神･ラズナーが故障で離脱しているものの､9日から5連勝｡
チームリーダーの松井が､
｢みんなで戦えている｡ベンチの雰囲気もいい｣(河北新報より)
と言うように､チーム一丸となった粘り強い戦いで接戦をものにしている｡

昨年5月5日以来､374日ぶりの貯金生活となり､3位ソフトバンクとのゲーム差は｢0.5｣｡
16日からの交流戦を前に､星野楽天が勢いを増してきた｡

(2012年5月14日)

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