DeNA･三浦､早くも昨季に並ぶ5勝目! ｢去年が低すぎた｡恥ずかしい｣

【セ･パ交流戦 DeNA 6-1 ロッテ横浜スタジアム】

DeNA･三浦大輔投手が20日､本拠地でのロッテ戦に先発｡
7回を4安打1失点に抑える好投で､チームに交流戦初勝利をもたらした｡

三浦は初回､先頭･岡田に内野安打を許すものの､落ち着いた投球で後続をピシャリ｡
するとその裏､打線がロッテ先発･唐川を攻め､筒香､ラミレスの連続適時二塁打で2点を先制後､中村が左翼席上段へ4号2ランを放ち､一気に4点を奪った｡

援護をもらった三浦は､
｢むちゃくちゃ(調子が)良かったわけではない｡四球を出さないことに心がけながら｣(サンケイスポーツより)
と持ち前の制球力を活かした丁寧な投球｡
6回に1点を返され後､初の四球で2死一､二塁の場面を迎えたが､福浦をスライダーで打ち取り､相手に流れを渡さなかった｡

好調のロッテ打線を7回4安打1失点に抑えた三浦は､両リーグトップに並ぶ今季5勝目｡
5月の段階で早くも昨季の勝ち星に並んだことに､
｢去年が低すぎたので｡恥ずかしいこと｡(5勝がチームトップタイで)他球団と散々比較されて何とかしたかった｣(スポニチアネックスより)
とホッとした表情を見せつつ､
｢まだ5月でしょ｡そんなことよりも連敗が止まって､交流戦で白星が付いたことが良かった｣(同)
とチームの勝利を喜んだ｡

開幕から好調を維持する38歳のベテラン右腕について中畑監督は､
｢一番安定感のある､エースですから｡神様､健在｣(同)
と手放しで賞賛｡
交流戦初勝利に満面の笑みを浮かべた｡

好調の三浦､そしてこの日本塁打を放った中村はともに38歳｡
チームはいまだ最下位だが､頼りになる投打のベテランを中心に交流戦で台風の目となれるか｡

(2012年5月21日)

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