巨人･小笠原､復帰後11打数0安打で再び2軍落ち! チームも敵地広島戦4連敗

【広島 5-2 巨人マツダスタジアム】

巨人は26日､敵地で広島と対戦｡
先発･ホールトンが4回0/3を投げ4失点と崩れ､今季マツダスタジアムでは開幕から勝ち星なしの4連敗となった｡
また､試合後には小笠原道大内野手の2軍降格も決まった｡

巨人は前回の広島遠征(4月3～5日)で3連敗｡
交流戦初優勝の勢いに乗って今回は3連勝を目指したが､先発･ホールトンが大乱調｡
毎回安打を許し､2点差を追いつき迎えた4回には堂林に痛恨の一発を浴びるなどリズムを作れず､川口投手コーチから､
｢話にならない｡(前回登板からの)9日間､何をやっていたのか｣(サンケイスポーツより)
と切り捨てられた｡

一方､打線は広島と同じ9安打を放ちながらわずか2得点｡
中でも深刻なのが､今月16日に左太もも裏の肉離れから復帰した小笠原だ｡

この日は7回に代打で途中出場したが､2打数無安打｡
本来の力強い打球が見られず､これで復帰後は11打数無安打となった｡

試合後､原監督は小笠原について､
｢(脚が)完治していないので､もう一度つくり直してやってくれと言った｣(同)
と説明｡
復帰からわずか10日ほどで2軍再降格となった小笠原は､
｢もう一回頑張ってきます｣(同)
とだけ言い残し､厳しい表情でバスに乗り込んだ｡

この日､首位中日が阪神に勝利したためゲーム差は2に広がった｡
苦手とするマツダスタジアムでの3連戦後には中日との首位攻防戦が控えているだけに､なんとか連敗は避けたいところだ｡

(2012年6月27日)

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