阪神に期待の若手選手はいない!? 他球団編成がトレードお断り!
先日終了した交流戦で9勝12敗3分けの9位、リーグでもいまひとつ波に乗り切れない阪神。
マートンの暴言騒動、守護神・藤川の離脱など暗いニュースも続いており、チーム内の雰囲気は決していいとは言えない。

このような時、活きのいい若手選手の出現で雰囲気がガラッと変わることは少なくないが、阪神の一番の問題は若手選手が育っていないことにある。

リーグ戦が再開した22日のDeNA戦、阪神のスターティングメンバーは全員が30代。
DeNAのスタメンに20代が5人もいたことから、阪神の高齢化がより際立った。

阪神の高齢化を象徴するエピドードとして、『日刊ゲンダイ』がある球団の編成担当の話を紹介している。

その編成担当者はシーズン序盤、トレードを模索していたが、阪神については、
「これといっためぼしいのがいないんだよな…」(日刊ゲンダイより)
と苦笑いし、こう続けたという。

「大和や榎田では欲張りだろうし、たとえば筒井を出してくれるのならまだしも、いま二軍にいるメンバーでは、ちょっと手を出しづらいよね」(同)

各チームのトレード要員は、実力や将来性があるにも関わらず、出場機会に恵まれない選手から選ばれることが多い。
つまりこの編成担当者は、榎田や大和、筒井といったすでに実績のある選手を除けば、阪神に"磨けば光る素材"がいないという現実を突きつけたのだ。

当然、チーム内でも若手が育っていないという問題意識はある。
今月19日に開かれたスカウト会議には南球団社長も出席。
同球団社長は会議終了後、
「(スカウトには)無理難題をふっかけた」(同)
と明かし、求める選手像を、
「身体能力が高くてエースになれて、主軸を打てること。チームの特殊事情として精神的に強い選手、あと野球の頭もいいこと」(同)
とした。

高齢化が進行するチームにとって、コンディション管理が難しくなるこれからの時期が正念場。
就任1年目の和田監督に、若手を試しながら戦っていく余裕はないだろう。
(2012年6月30日)
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