広島､4連勝で82日ぶりの5割復帰! 3位ヤクルトとのゲーム差はついに｢1｣!

【広島 3-0 中日マツダスタジアム】

広島は16日､本拠地で中日に3-0で快勝し4連勝｡
最大11あった借金を完済し､4月25日以来の勝率5割復帰となった｡

好調の広島は2回､無死満塁から広瀬が中前に先制の2点適時打｡
さらに1死二､三塁から大竹の一ゴロが山崎の野選を誘い､この回一気に3点を挙げた｡

先発の大竹は､低目を丁寧につく投球で凡打の山を築き､8回4安打無失点｡
最後は体調不良のミコライオに代わって登板した今村が締め､シャットアウト勝ちを収めた｡

全24アウトのうち､16個を内野ゴロで奪った大竹は､
｢僕が目指す投球｡腕を良く振ることができた｣(サンケイスポーツより)
と満足げ｡
4月25日以来､およそ82日ぶりに勝率を5割に乗せ､
｢5割の壁は言われてきたので､今日こうやって勝てたことは良かった｣(同)
と笑顔を見せた｡

7月は10勝2敗と絶好調の広島｡
この日､連続無失点記録を20試合に伸ばし､チームの快進撃を支えている今村は､
｢いい感じッス｡自分でも何がいいか分からないけど｣(同)
と充実した表情｡
自信に溢れたプレーを見せる選手たちに対し､野村監督は､
｢勝つことが選手に力を与えてくれている｡いい形で､また明日につながると思います｣(同)
と語った｡

この日の勝利で､3位ヤクルトとのゲーム差はついに｢1｣｡
15年ぶりのAクラス､初のクライマックスシリーズ進出へ向け､広島の勢いが増してきている｡

(2012年7月17日)

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