強制わいせつで逮捕のソフトバンク･堂上に性犯罪の前科! メジャー移籍が破談に!

福岡県警は23日､女性に無理やりわいせつな行為をしたとして､強制わいせつの疑いでプロ野球･福岡ソフトバンクホークスの堂上隼人容疑者を逮捕した｡

逮捕容疑は､今月19日午後10時半ごろ､福岡県粕屋郡内にあるアパートの通路で､アルバイトの女性(20)に｢俺の顔を見るな｣などと言って脅した上､わいせつな行為に及んだ疑い｡
堂上容疑者は女性とは面識がなかったという｡

堂上容疑者は事件のあった19日も福岡･飯塚での2軍戦に出場し､逮捕前日の22日もチーム練習に参加｡
2軍の遠征に出るはずだったこの日午前7時40分､自宅を出たところを福岡県警の捜査員に呼び止められ､逮捕されたという｡

堂上容疑者は､2008年に日産自動車から育成選手ドラフト5位でソフトバンクへ入団｡
強肩強打の捕手として期待は大きく､入団後すぐに支配下選手登録され､2010年シーズンには1軍で7試合に出場｡
今季はここまで1軍昇格こそないが､2軍では不動の4番として活躍していた｡

関係者によると､練習態度は非常に真面目で､率先して声を出すムードメーカー的存在でもあったとのこと｡
ただ､堂上容疑者が育成選手ドラフトで指名された際､球界内では素行を不安視する声も聞かれたという｡

というのも､堂上容疑者をめぐる｢性犯罪｣は今回が初めてではないのだ｡

堂上容疑者はソフトバンク入団前の2008年1月､オーストラリアのアマチュアリーグに参加｡
そこでの活躍が大リーグ･レッドソックスのスカウトの目に留まり､入団交渉まで行った｡
しかし､社会人時代に性犯罪歴があったことからビザがおりず､結局交渉は破談｡
社会人捕手がプロを経ずにメジャー入りするという快挙は幻に終わった｡

なお､福岡県警によると､犯行があった地域などでは､8月に入り同様の手口のわいせつ事件が数件発生しているとのこと｡
県警捜査1課性犯罪対策室は､
｢本件を固めてから関連捜査をする｣(ニッカンスポーツより)
としており､さらなる余罪が出てくる可能性もありそうだ｡

(2012年8月24日)

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