ソフトバンク・武田がプロ初完封! 高卒新人では球団初の快挙!
【オリックス 0-7 ソフトバンク 京セラドーム】

ソフトバンクの高卒ルーキー・武田翔太投手が25日、敵地でのオリックス戦に先発。
9回4安打7奪三振の好投でプロ初完投を完封で飾り、今季7勝目を挙げた。

武田は初回から最速148キロの直球と大きく縦に割れるカーブでオリックス打線を翻弄。
5回、先頭のスケールズに三塁打を浴びたが、続く小島をカーブで空振り三振に仕留め、日高には一転して内角直球で詰まらせ投飛。
最後は三ツ俣から再びカーブで空振り三振を奪い、この日最大のピンチを悠々と切り抜けた。

球団の育成方針で、今季は100球の球数制限が課せられている中、8回を終えて101球。
本来なら交代の場面だが、
「ここまできたらゼロで終わりたい」(スポーツ報知より)
と続投を志願。
9回1死からこの日初めての四球を出し無四球完封をこそ逃したが、最後は李大浩を併殺打に仕留め、111球で乗り切った。

高卒新人の完封勝利は、1965年のドラフト制後では球団初の快挙。
寺原(現オリックス)が持つ球団の高卒新人のシーズン最多勝利記録(6勝)もあっさりと更新した。

歴史に名を刻んだ武田は、
「いつもどおり、しっかり投げようと思いました。野手の皆さんのおかげです。しっかり守っていただきました」(日刊スポーツより)
と謙虚にコメント。
しかし、新人王を争う楽天・釜田に勝ち星で並んだことについて聞かれると、
「周りの目もある。絶対に負けたくない」(スポーツ報知より)
と力を込め、ライバル心をのぞかせた。

この日は首位・日本ハムが引き分けたため、ゲーム差3.5と逆転優勝へ望みをつないだ。
残り8試合、ひとつも落とせない戦いが続く中、大事な場面で武田の登板が見られそうだ。
(2012年9月26日)
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