ジャイアンツ、3連敗でとうとう交流戦V消滅･･･。東野はまた勝てず

14日のソフトバンク-巨人で、巨人が今季2度目の3連敗。
交流戦優勝の可能性が消滅してしまった。

先発は東野で、6回まで粘りのピッチング。
1点リードの7回途中に降板するまで、無失点に抑えた。

しかし、その後2番手･山口が松田に打たれた。
1点リードの7回1死、一、二塁。
山口は死球でピンチを広げ、松田に同点適時打を浴びた。
そして続く1死満塁。
代わった豊田は田上を遊ゴロ併殺に打ち取ったかに見えたが、
坂本が正面の打球をファンブルしてしまい、まさかの逆転。
東野の58日ぶりの勝利は、この瞬間消えたのだった。

なお、初回に1点先取した打線は、
2回以降ソフトバンク･杉内の巧みな投球の前に沈黙し、
たったの4安打。
またしても東野を援護できずに終わった。

勝ち投手の権利がフイにされたのは5度目の東野。
「7回途中でマウンドを降りたことが悔やまれます」
と言い、ベンチから動くことができなかった。

原監督は
「粘り強くしっかりと杉内と投げ合ってよかった。
しかし、東野の時はなかなか打線が援護できないね」
と東野を褒めつつも、困った様子だった。

今季2度目の3連敗で貯金は16となり、
2位･ヤクルトとのゲーム差は3にまで縮まってしまった。
交流戦優勝の可能性はなくなってしまった巨人だが、
リーグ優勝に向けて再チャージしてもらいたい。

(2009年6月15日)

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